「コロッケ」 の由来
「このメンチ美味しいねぇ~。」
「コロッケなんだけど・・」
しまった・・いつものことながら自分は軽率である。
いつもと違った具材でビジュアルはかなりのメンチ具合。
しかし、よく噛みしめてみればそれはコロッケなのである。
でも本当に美味しかったし、そんなことどうでもいいじゃないか!
心でそうつぶやきながら話をそらしている弱い自分に苦笑い。
料理など年に数回しないであろう私、もちろんその違いなど知る由もない。
なんとなく肉はメンチ、ジャガイモはコロッケ。
そんなふうに決め付けているから、少しでも肉らしいものを確認できたなら胸をはってメンチと断言してしまう。
その辺の境って曖昧じゃないかい?勝手に問題提起してみれば、あるではないですか。
検索項目「コロッケ メンチカツ 違い」早速クリック。
回答はいたってシンプル。
こんなに短い回答も珍しい。
「コロッケ」
ジャガイモなどの野菜を中心としたもの。
中に挽肉&タマネギみじん切りした物が入っている物。
「メンチカツ」
ミンチ肉をカツにしたもの。(ハンバーグをカツにしたような感じ)だそう。
なんだやっぱりジャガイモと肉が決定打だったのか。
ではコロッケにはジャガイモ以外はいれないのだろうか?
コロッケとは・・
日本を代表する揚げ物のひとつであります。
ジャガイモを茹でて潰したものを主体として丸めた後に、卵・小麦粉・パン粉を衣としてつけてラードや食用油で揚げたもののことです。
と料理をしたこともない、ましてやコロッケなどスーパーのお惣菜売り場で買ってくるものとばかり思っていた私は「へぇ~」お連発する始末。
中に入れるものは?
蟹肉、魚介類、タマネギなどの野菜、そして!挽肉。
なんだやっぱり肉も入るんじゃないですか。
今更こだわるつもりもないのですがメンチカツを調べてみると、豚や牛の挽肉に、タマネギや塩コショウなどを混ぜて練り、コロッケ同様の衣をつけて揚げたもののことだそうです。
主体の問題のようですね。
作り手の気持ちもありますのでこれ以上の追求はナンセンスな気がするので終わります。
コロッケの歴史・由来
文献にコロッケが登場するのは1872年(明治5年)のことだそうです。
「コロッケ」という名が登場するのは1887年(明治20年)。
明治ということで我々はピン!ときます。やはり外国からきたもののようです。
その名前の由来はフランス料理からと言われております。
*croquette*(クロケット)というものです。
この「クロケット」にも語源がありまして、それはクロッケーという名前のスポーツであります。
このクロッケーというスポーツご存知ですか?
私は非常に馴染み深いのです。
なんせ実家の近くにコートがありましたから。
夏は午前、冬はお日様の差す午後。時間になると近くのご老人たちが集まってきます。
焚き火をしてお茶沸かしてワイワイガヤガヤ賑やかな笑い声が響きます。
「ゲート通過 タッチ」お気づきですか?
そう。ゲートボールです。
その前身がまさに、このクロッケーなわけです。
その「クロッケー」の用具に似ていたことと、「カリカリした物」という意味のフランス語「クロッカー」からこの名前がついたそうなんです。
面白いものですね。「クロッケー」久しぶりに聞きました。
最後にもうひとつのコロッケの由来
本名 瀧川 広志さん 熊本出身 B型 特技モノマネ
1979年に上京。
東京のショーパブで形態模写をしていたが、「ロッキー」のあだ名で知られた経営者と同じアフロヘアーのスタイルで、風貌が似ていたことから「小ロッキー」というあだ名が。
そこからコロッケという芸名が付いたそうです。
しかし、本人曰く「顔がコロコロ変わるから」と言う理由でコロッケという芸名にしたと・・
どちらにしても今回の主役とは全く関係ないそうです。
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