「えんどコイチ」 の由来

嵐の大野くん主演の連続ドラマ「死神くん」がスタートした。
新ドラマチェックなんてここ10年していないが、これは見逃せないぞといった感じ。
時間帯が遅いのでDVDにおさめてチェックしようと思う。

というのもこの「死神くん」には特別な思い入れがある。
人生に迷い悩んでいた時にこの漫画に出会った。
人生観とか人間関係とかいろんなものがこんがらがっていたときに救われた一冊なのだ。

作者は「ついでにとんちんかん」のえんど コイチさん。
「ついでにとんちんかん」といえば、下ネタ交じりのギャグ漫画。
当時小学生の男子読者には絶大な人気を誇っていた。
今改めて読むと分かるのだが、子供には理解しにくい下ネタが多く混じっており、こんなものをよくも読んでいたなと赤面する。

この作品を先に読むと本当に「死神くん」と作者が同じなのかと疑うかもしれない。
作者自身は「ギャグも描ける作家である」と認識して欲しかったから「ついでにとんちんかん」を書いたのだという。

■「えんどコイチ」の由来

さてその「えんどコイチ」という作者の名前は当時から気になっていた。
えんどはENDを表しているのだろうか?とか、コイチもしかしたらビートたけしのコマネチから拝借したのだろうかとか。
ひらがなとカタカナという組み合わせにも違和感を覚えたものだ。
今日はその秘密が明らかになる。

その由来は・・・どうやら本名らしい・・・
えんど コイチさんの本名は遠藤 幸一さん。
よく見ればわかるだろうが、「遠藤 幸一 えんどう こういち」さんの「う」を抜くと「えんど こいち」になる。なるほど!
と思ったのだがなぜ「う」が抜けたのかがどうにも見つからない。

遠藤 幸一さんは新潟県白根市出身。
1981年に週刊少年チャンピオンに掲載の「遠足の日」でデビュー。
数年後集英社に移る。「死神くん」「ついでにとんちんかん」で人気作家の仲間入り。
しかしその後はヒット作が続かず・・・
現在は青年漫画誌を中心に作品を発表しているそうだがそれほど名前は聞かない。
なぜこのタイミングで「死神くん」なのかと言えば、私の憶測の域で話をすれば始めに怪物くんの大野君がキャストされ、そこから作品を選んだのではないだろうか?
これを機会に再ブレイクして、民放のニュース番組なんかで是非なぜ本名から「う」だけを消したのでしょうか?なんて人気女子アナあたりに聞いてもらえたら嬉しいな。




著者: tossie
居住地域:北関東 年齢:70年代生まれ 趣味:釣り、散策 言葉の由来を調べています。言語学者とか研究家ではありません。 ただの一般人です。記事は仕事の合間に書いてます。 プロフィール詳細 Twitterでフォロー

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