「ドリフターズ」 の由来
「あの歳で羨ましい・・」
ドリフターズ の加藤茶さんと仲本工事さんの話です。
還暦を過ぎたにもかかわらず、子供ほどの歳の離れた女性とゴールイン。
まさに男性からすれば、これ以上にないほど羨ましくお相手の親御さんからすれば先行きの心配な若干迷惑なお話。
これだけ時代が流れても「もてる」のはそれだけドリフターズの人気が不動のものだったことの現れでしょう。
どちらからというとお相手の女性の年齢に近い私には理解できるものであります。
というのも私も「8時だョ!全員集合」で育った世代なので。
「志村うしろ~」
「ちょっとだけよ。あんたも好きねぇ~」
それに皆さん未だにお若い。
とてもとれも実年齢がわかりません。
今日はそんなドリフターズの由来について。
私の予想では・・・「アドリブ」って言葉辺りが絡んでいそうな気がするのですがあの出来すぎたコント、今思えば入念なリハーサルあってのことアドリブはないのかな・・
■ドリフターズの由来
ドリフターズのドリフは「ドリフト」からきているのだそうです。
あの車を滑らせるドリフト?
英語においては同じドリフトとなりますが、この場合は「漂流する」という意味となります。
ドリフターで漂流者、ドリフターズで漂流者たちという意味となるようです。
なぜ漂流者なのか?それは売れっ子になって欲しいという願いからだそうで、実際に当時の彼らはTV局をあちこ漂流していたようです。
こちら当時の学習雑誌情報とのこと。
更に特徴的なのが彼らの芸名ですよね。こちらを簡単に補足します。
志村けんさんを除くメンバーの芸名を命名したのは、事務所の先輩であったハナ肇さんとのこと。
しかも宴会の席で適当に命名したらしい・・・
先輩の命令なので、拒否する訳にはいかなかったようですが今の認知度を考えると軽率な気も・・・
●いかりや長介
本名は碇矢長一(いかりやちょういち)さん。
名前の最後の「一」という字が、
「最後、止まるのがよくない」というハナさんからダメ出しで、「介はスケーって伸びるからいいだろう」とか、そんな感じで「長介」。
これは若干納得できます。すごく柔らかくなった感じ。
●荒井注
ハナさんは「水にちなんだ名前をもつ芸人は大成する」というジンクスを信じていたので「注」(‘さんずい’が付いているので)になったとのこと。
これについてはノーコメントで・・・笑
●仲本工事
本名は仲本興喜(こうき)さん。
元々本人が「こうき」を気にいってなかったそうで仲間には「こうじ」と呼ばせていた。
それを聞いたハナさんが「‘こうじ’の漢字は工事にしなさい」と強引にその漢字になったそう。
身から出たさびか・・・
●加藤茶
元々「カトちゃん」と呼ばれていたらしく、ハナさんの「お前は普段、何と呼ばれてる?カトちゃん?じゃ、加藤茶でいいや」としてきまったそうですが、ここにも「水にまつわる芸名」が絡んでいたとか。
なるほど!と納得。
というか他よりはまだましですかね。笑
●高木ブー
ハナさんの「お前は普段、何と呼ばれている?ブータンか?じゃあ、お前はそれでいいや」と簡単に決まったが、本人は一生それで過ごすのかと憂鬱になったらしい。
確かにそうなんだけどブーさんの気持ちもよくわかる。
●志村けん
そして最後に志村さん。
これが驚き!本名があったのです!
そりゃあるか。
志村康徳さん。
当たり前のことだけどかなり普通ですね。
志村さんはハナ肇さんには関係なく、その由来は父親である憲司(けんじ)さんからとったものだということです。
痴呆症になった憲司さんの様子をギャグにしたのが「変なおじさん」なんだとか。
悲劇を笑いにかえる・・・プロですね。
というわけで、アドリブだったのは・・・
ドリフターズの名前でなくメンバーの名前のほうだったようです。
最近のコメント