「会計」 の由来
役職というのが苦手な私。
トップに立つというのは一番苦手。
できればその近くで適当にとぼけていられる副とかあまり負担の大きくないものにおさまりたい。
若い人が減るあまり、地方では40代50代のボランティア的役職は後が出来ないことを理由にその任期がのばされて、30代などは複数の役をやらざる負えない現状。
果ては結婚していない20代にもその負担は課せられつつある。
そんな中でどこでも、周り順というものが採用され年功序列で平等に同じ任期で回すというやり方が主流となるが、こうなると能力に差のある地域社会の中でうまくまとめられなかったり、引継ぎが思い道理にいかなかったりと何かと不都合が多いという現状があるわけだ。
結果、地域社会が前進どころか現状維持もままならず停滞してゆく。
何のための団体なのか本末転倒。困ったものである。
そんな数多くの団体の中で、どこでも一番信用を得ている人物があてがわれるのが会計のように思える。
ここには細かく神経の研ぎ澄まされた、間違いのないキレモノが推挙される。
私も計算は苦手だが、いつしか会計を任されるくらいの人間になりたいものだ。
だが世間一般的にケチで通っているので、
お金の出し入れが困難になることは目に見えている。
誰もおすことはないだろうが。
■「会計」の由来
会計とは、金銭や物品の出納を貨幣を単位として、記録、計算、管理等することであり経理とも呼ばれる。
自治会などの会計や家計簿、子供の小遣い帳等も広い意味では会計となる。
その歴史はたいへん古く7000年前の中東といわれています。
「会計」という漢字が歴史上初めて登場したのは「史記」。
「会」の旧字体の「會」は「曾」が変化したもので「増大する」といった意味。
「計」は「言を正確にする」という意味があるのだそう。
そこから「会は計なり」という一節ができ、会計という言葉が生まれたと言います。
ちなみに英語のAccountantはフランス語からきているそうで、「説明する(account for)」という言葉からきているそうです。
どちらも一致するのは、曖昧には出来ない、言い逃れのできないものといったことでしょうか。
いつの時代でもどこの場所でも会計を任されるのはそれなりの人物であるというのは
共通のようですね。
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