「からあげ」 の由来
みんなが大好き。子供はもっと大好き。私ももちろん大好き。お花見、花見、運動会いつでも主役。
今日は から揚げです。
タイトルはひらがなで「からあげ」と書いたわけですが、漢字を調べてみると二つでてきたわけです。
「空揚げ」「唐揚げ」
個人的な見解を言わせていただけば、間違いなく「唐揚げ」ではないかと・・
漢字からのイメージでは、「から」と読んでいますがは唐「とう」つまり中国からきたのではないかな?と。
7世紀に栄えた中国の王朝を想像するわけです。
漢字も含めて由来、語源はどうなのでしょうか。
からあげとは!
揚げ油を利用した調理方法とその調理された料理をさすそうです。天ぷらとは衣が異なり、小麦粉や片栗粉が主。下味にはにんにく。
鶏肉だけでなく魚介類でも「からあげ」らしいです。ここではっとさせられたのですが、鶏肉だけではないのですよね。
からあげといえば鶏でしょ?って自分が情けないですね。私は料理をほとんどしないド素人なので、当たり前のことをもう少し調べさせてください。
天ぷらは、小麦粉に更に卵をあわせて揚げた「日本」の代表的な料理。語源は諸説あるそうですが、どれも南蛮渡来の言葉であるというもののようです。
唐揚げがもし中国なら、天ぷらは日本なのかという考えがあさはか過ぎましたね。魚介類に山菜、野菜、材料を選ばないのも大きな違いなのでしょうか。
話をからあげに戻しまして。漢字より
「空揚げ」ほとんど衣をつけないから空揚げ
「唐揚げ」中華風のものは唐揚げ
納得といきたいところですが、いまいちシックリきませんね。本当にそれだけ?
文献引用とのことですが、面白いものを見つけました。中国では昔「宮廷料理大会」みたいなものが開かれていたそうです。
わかります。わかります。その雰囲気。私は韓流ドラマ「イサン」をたまにみているので。
ある年に優勝した狼村という土地から参加した料理人。鶏肉を油で揚げる時に、そのまま鍋に放り込むのではなく天高く鶏肉を放りなげたそうです。
これはただのパフォーマンス?どうやら違ったようです。急激な気圧の変動により鶏肉を柔らかくし、かつうま味を閉じこめたのだそう。(本当に狙ってたのか?笑)
このときの技を「空揚げ」といったとか。からは「空 そら」だったのでしょうか。
ここまでくると、ただただ、カラッとあがるから「からあげ」でもいい気がしてくるから不思議ですね。
中国からきたシンプルな揚げ方ってことで私は納得しました。
色々なからあげ
半羽揚げ(新潟)
下味を付けずに骨付きのまま極薄い粉衣を付けて揚げた物
鳥の半身揚げ(札幌・旭川など)
少し塩辛い半身の唐揚げ
大分県中津市の唐揚げ
唐揚げの聖地らしい
グルクンの唐揚げ
沖縄のバター焼き(沖縄)
グルクンとは海水魚の一種
方言でグルクンというらしい
バター焼きはいわゆるムニエルのこと
モチコチキン(ハワイ)
鶏肉にもち米の粉をまぶして揚げる
各地でのからあげの名称とか
せんざんき・ざんき(愛媛県)
ざんき・ざんぎ(山形県庄内)
ザンギ(北海道)
唐揚げを利用した料理
南蛮漬け
油淋鶏(ユーリンチー)
檸檬鶏(レンモンカイ)
辣子鶏(ラーズージー)
など
地方、地方でアレンジ、呼び名は違えどやはりからあげは人気料理。どの国の人もみんな大好き!と最後もこの言葉で閉めさせていただきます。
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