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「御強(おこわ)」 の由来
時にはネタに詰まることもあります。
それは仕方がないことです。
世の中には星の数ほど言葉があります。
それでもネタに詰まることがあります。仕方がないことです。
時に誰かに泣きつくこともあります。
「何かないものかね。」
「おこわはどうかね。」
「おこわとね。」
「ところでおこわとは何かね?」
「御強(おこわ)」の由来
おこわとは、もち米を蒸した米飯のこととね。
なんとなく知っていたよと強がって見せるわな。
作り方はご存知かね。
炊飯器でもいけるとね。
まず炊く前にもち米を洗って、ざるに揚げて水気を切るわな。
次に一緒に入れる具の下ごしらえときた。同時に炊き込みに使うだし汁を作りな。
そしたらもち米とだし汁を釜に入れて、その上に調味料をふったら具材をのせる。
炊きあがったらしゃもじを使って、よく混ぜながら水分を飛ばしてできあがりじゃ。
バリエーションをご存知か?
赤飯・栗おこわ・山菜おこわ・鯛おこわ・きのこおこわ・鰻おこわ・鶏おこわ・五目おこわ・梅おこわ・しらむし・・・
小籠飯(しょうろんはん)とは中国おこわのこと。
クロランとはカンボジアのそれじゃ。
元々は女房詞(にょうぼうことば)であり、「お」がつくのは丁寧さをあらわすのじゃ。
強飯(こわめし)からきていると考えるのが妥当じゃろうて。
強飯とはそのまま、こわい(堅い)飯のことで、うるち米で炊き上げたご飯に対し、独特のもちもちとした食感と甘味があるんじゃ。
昔はもち米は貴重品じゃった。
じゃからもち米を蒸したおこわは慶事や祭り、正月といった晴れの日しか食べることができんかった、つまりご馳走なわけじゃ。
何!?今はコンビニでも売っているだと!?
そんなことは ・・・知らん。
なぜそんな言葉遣いかとな?
そんなことはもっと知らんわ!
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