「ズボン」 の由来
私はなるべくこの単語は使わないようにしています。
なぜって・・いつまでもいくつになってもオシャレボーイ寄りでいたいから・・・
パンツ↑と語尾を上げることで下着と分けながら呼んでいます。
「ズボン」のことを。
しかし世間の多くの人々はズボンと呼ぶことでしょう。
この泣き別れした二つのトンネルからできた洋服のことを。
ズボンから想像できる語源は・・オジーオズボーン・・・?
英語からでも中国からでもなさそうですね。調べてみましょう。
語源 由来
フランス語の「jupon(ジュポン)」からなのだそうです。
やはり外国からですか・・と書きながら洋服だから当たり前のことなのだと気づきました。
もともとjuponジュポンは女性がスカートの内側にはくペチコートのことなのだそうです。
ちなみにペチコートとは・・(男性のために)。スカートの形を整えるために着けるスカート形の下着のことだそうです。写真参照
透明に近いスカートの裏地みたいなやつですね。シルエットを保ったり透けを防ぎます。
幕臣の大久保誠知が「ずぼんと足に入る」と言ったことから「ズボン」いう説もあるそうですが、ただのダジャレだったとか。
いつの時代にもいるのですね。
ズボンはやはり、幕末から明治時代にかけて急速に日本に普及したそうです。
漢字も「股袴・細袴・短袴・洋袴・下袴・下服・服筒」など、様々なものがあったそうです。
ではパンツは?これもついでに調べてみました。
英語のパンツは「脚衣」「ズボン」を意味するパンタルーンズからきているそうです。
このパンタルーンズはパンタロンの語源でもあり、イタリアの喜劇やパントマイムの役名からきたそうです。
その役は痩せこけた老いぼれ役で、細くて長いズボンをはいていたとか。
私のイメージでは教育テレビののっぽさんかな。
英語ではやはり、パンツは下着よりズボンの意味のほうが大きいそうです。
これは日本人の下着であった「ふんどし」の代わりとなった「下着のパンツ」に相当の名前がなかったからなのだとか。
やはり二つの「パンツ」を分けるのはアクセントの位置なのだそうです。
そんなものって他にありますかね?
柿とカキ お酢と雄 ・・・ みんな全くの別物ですからね。
パンツは最後まで不思議。
テイラーあやな - 2018年7月12日, 1:46 PM
役に立ちました!海外で日本語教師をしており、生徒さんから「ズボン」はなぜカタカナで書くのか聞かれて、検索で辿りつきました。どうもありがとうございます。