Photo By halfrain
「スクーター」 の由来
車の免許を取ると、もれなく付いてくるものがあることを知らない人は意外に多いのではないでしょうか。
それは原動機付自転車、いわゆる原付の免許。
原動機付自転車(げんどうきつきじてんしゃ)とは、50cc(0.6kW)以下のバイクのこと。
50cc以下のバイクといえばやはりスクーターでしょう。
私は高校が遠かったのでスクーター通学していました。
制限速度は30キロ(メーター60キロまであるけど)、跨ぐバイクと違い座位なのでバランスもとりやすく、ヘルメットも簡易型を用いていました。
冬は若干寒いですが、夏は非常に快適。
今でもたまに乗ります。
その親しみやすさからか、車の免許と共についてきて講習も必要ありません。
でもついつい原付バイクと呼んでしまうのは、スクーターという名前がどことなく格好悪く思えたからに他なりません。
「スクーター」 の由来
その由来に今日は大満足です。
スクーターと呼ばれていたのは、元々キックボードの方だったのです。
キックボードとは、2000年代に大流行したサドルもペダルもない地面を蹴って進むハンドル付きの折り畳み二輪車のこと。
そのビジュアルを見れば皆さんも思い出すはずです。
ローラースケートやスケートボードよりも扱いが簡単な事からレジャー用途の他、公園等で自転車代わりの手軽な移動手段としても使われ一世を風靡したのでした。
これが元々スクーター (Scooter)とかスクート (Scoot) と呼ばれていたわけですが、バイクのスクーターが一般化したため、区別するために「キックスクーター」と呼ばれるようになったというわけなのです。
「キックスクーター」にしたら迷惑なお話ですね。
確かに乗り方の似ている両者のルーツが一緒なのには納得です。
久しぶりにキックスクーターにも乗りたくなりました。
最近のコメント