「YAHOO!(ヤフー) 」 の由来
この会社の若い人の間での認知度は絶大ではないでしょうか
私もヘビーユーザーの一人です。
今日は「YAHOO! ヤフー」について。
ヤフーは日本最大級のポータルサイトで、検索、オークション、ニュース、メール、コミュニティ、ショッピング、など80以上のサービスを展開しています。
皆さんご存知か、この会社はアメリカのものであり本国では”Y!”と略して表示されるそうです。
この略は全く知りませんでした。
私はメール、ニュースはもちろんその日本での代名詞ともいえるオークションの愛好家で、その年数はすでに十年以上。
大変お世話になっております。
欲しいものがあるときに皆さんはどうしますか?
私はとりあえずオークションで検索してみます。
それが古いもの、販売停止になってしまったもの、個数限定なものであったのならなおのこと困難が目の前に立ちふさがったならぜひ一度こちらを覗いてみてください。
時には思いもよらない低額で、時には販売価格の数倍・数十倍なんてケースもありますが、オークションというドキドキ感を楽しみつつきっとお望みの買い物ができることを確信いたします。
もちろん見つからなくてもキーワードを入れておけば該当するものが出品されるとメールで教えてくれるといった便利機能もありますのでご安心ください。
今では一般的となった「評価」システム。
よほどのことがない限りお互いに「良い」とつけるわけですが
「悪い」の数が多い出品者の利己的な振る舞いは非常に参考になり、今までたくさんのお取引をこなしてきた私も大きなトラブルは一度もありませんでした。
発想が斬新で、日々改善努力がされる進化は目に見えるものであり、なるほどアメリカ型と言われれば納得かもしれません。
こういったシステムは日本のポータルサイトでも大いに活用されています。
またSNSなども代表されるフェースブックはじめ、やはりアメリカからのものであり
さすがパイオニアといった感じですね。
ヤフーの始まり
ネット関連企業のお約束。
ヤフーもその歴史はそれほど古くありません。
1994年スタンフォード大学の学生であったジェリー・ヤンさんとデビッド・ファイロさんという二人が創設したのでした。
いつも思いますが、アメリカンドリームというか学生の質なのかアメリカの学生起業は素晴らしいですね。
日本人経営者達がこぞって日本の学生に留学をすすめるのはこういった「やる気」を促したいのでしょうね。
二人は「Jerry’s Guide to the World Wide Web」というサイトを開き自分達がネットサーフィンをしていて気になったページを紹介していたそうです。
彼らはサイト訪問者が利用しやすいように工夫をこらしました。
リンクを階層的に分類し、ジャンル別に検索しやすくなったこのウェブサイトは瞬く間に評判となります。
それに伴ってこのウェブサイトが置かれていたスタンフォード大学のネットワーク負荷が増えてしまったため二人は別の場所を探していました。
そして1995年のはじめ、マーク・アンドリーセンさんという方の勧めでネットスケープコミュニケーションズの大型コンピュータに移行したのでした。
やがて二人はアグレッシブな投資を行う投資会社(投資ファンド)であるベンチャーキャピタルに事業化を持ちかけられ、1995年3月1日カリフォルニア州でYahoo!を共同設立し、会社法人として事業を開始したのでした。
ということはまだ設立15年足らず。ネット業界はほんとすごいですね。
名前の由来
「Yahoo!」の名前の由来は英文の単語の頭文字からだそうです。
「Yet Another Hierarchical Officious Oracle」(少し気の利く階層的でお節介なデータベース)
なんだか面倒くさい感じですが、日本語訳でもその意図が見て取れて妙に納得させられてしまいますね。
私は日本の会社だと思っていたので「ヤッホー」か何かかと思っていました。
感嘆符もありますからね。
ただそれも間違いでもないようで「ヤッホー!」「やったー!」等にかけているとも言われているようですよ。
また、この「Yahoo!」には他にも相撲を愛する変わり者の二人の拘りがかけられているそうです。
自分たちのことを「ならずもの」だと考えている二人は、ガリヴァー旅行記に登場する野獣の名前が由来するとされる「yahoo」(粗野な人という意味)という言葉を選んだと主張しているそうです。
自分達がアウトローであることを認めつつ、ガリヴァー旅行記のような遊び心を持つ。
そんな自由な発想や型にはまらない生き方が、世界に羽ばたこうとするこれからの日本の若者にも求められるのかもしれませんね。
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