「マグロ」 の由来

何もせずに、ただ横たわる女性のこと。おおっと不適切な発言。
走り出したら止まらない。というか止まれない。
それはあの人気アニメ「アラレちゃん」のオートバイ小僧の如く。
日本人が世界の消費量の大半を占める。養殖が難しい。意外に種類が多く、大きさも様々。
私の持ちっている情報はこんなものでしょうか。
今日は「マグロ」です。

食へのこだわりのあまりない自分には、トロの種類やマグロの定義やらその辺も実は正確にわかりません。
今日は語源よりマグロって?なんて話になってしまったら申し訳ありません。

マグロ
漢字では鮪「アリなサカナ」と書きます。そうですね。子供も含めて食べられない人などほとんどいませんからね。
というのは間違いで、「有」は「外側を囲む」という意味なのだそうです。回遊するという意味があるとか。
回遊とは成長段階や環境の変化に応じて生息場所を移動する行動を指すそうです。
止まると死んでしまうという意味ではありません。あしからず。

種類
マグロとは?スズキ目サバ科マグロ属の海水魚の総称。
最近はマグロ属の中の一種であるクロマグロのみを指して「マグロ」と呼んでいるケースが多いそうです。
食を中心に考えるとそうなるわけですね。
それとややこしいのですが、「カジキマグロ」「イソマグロ」は鮪と付いていながらマグロ属ではないとか。
ややこしいですね。曖昧な日本人、曖昧な日本語。
大きさは60センチ程から大きなものだと3メートルにも達するそうです。
これは全く知りませんでした。3メートルって・・チェホンマンの1・5倍も!!
マグロの中でも最大級のものだと4・5メートル、680キロもあるそうです。食べがいもありますね。
泳げば時速90キロ。魚雷並みといわれています。
口とエラを開けて遊泳し、通り抜ける海水で呼吸するそうです。
その為、泳ぎを止めると窒息してしまうのだそう。そんなわけで、たとえ休憩時でも止まることはできないのです。
なるほど。せっかちでなく生命の危機なのですね。

種類
タイセイヨウクロマグロ(大西洋黒鮪)
ミナミマグロ(南鮪)メバチ(メバチマグロ/目鉢)
ビンナガ(ビンナガマグロ/鬢長) キハダ(キハダマグロ/黄肌・黄鰭) タイセイヨ
ウマグロ(大西洋鮪) 他
すし屋で見かける名前ちらほら。

語源
有力な説は二つ。
目が黒いことから「眼黒(まぐろ)」という説と、背中が黒く、泳ぐ姿が真っ黒な小山に見えることから「真黒(まぐろ)」としたという説。
マグロは種類に関係なくどれも目が黒いため、眼黒が有力とされているようです。
ただ、マグロの代表(食べられる代表?)とされている黒マグロが真っ黒なので真黒もそれなりに説得力があるとか。
どちらにしても黒いからってことで。

最後に私のうろ覚え雑学でも及ばない情報を一つ
鉄道職員の間では、触車事故による轢死体をマグロと呼ぶそうです。
語源は、轢死体が頭や尾を切られて魚市場の床に転がるマグロを連想させること。
轢死体の切断面がマグロの身を連想させるということからだそう。
数日はすし屋にはいけないな・・・




著者: tossie
居住地域:北関東 年齢:70年代生まれ 趣味:釣り、散策 言葉の由来を調べています。言語学者とか研究家ではありません。 ただの一般人です。記事は仕事の合間に書いてます。 プロフィール詳細 Twitterでフォロー

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