「新聞」 の由来

毎日毎日、追い立てられるように私は読んでおります。
習慣がつけば楽しみの一つとなり、一つとばすとそこに重大な何かを逃した感覚が生まれるので外出後数日前のものも掘り起こすようにチェックします。
今日は「新聞」
最近はその座をネットに脅かされているようで、一月に一度は自ら「新聞に求めるもの」といった記事を見かけます。
人気俳優などにインタビュー形式でその存在をアピール。(必要ない気がするけど)
新聞の存在意味は?と聞かれたならばまず最初に公平性、そしてそれぞれの色やオリジナリティ、最後に地域密着でしょうかね。
デメリットは・・・時間が区切られることですかね。NEWでなければならない情報が深夜であれば早朝には間に合わない。
そこは何で勝負するか?それは話の掘り下げ方や記事の厚みでしょう。「他所では見れない読めない記事」我々はそれを求めている気がします。
生意気なことを言わせていただけば、いかに優れた記者を囲めるかも勝敗に直接結びつくかもしれません。
なんだか熱く語りだしたのでこの辺に・・
新聞、かわら版、ニュースペイパー、漢字で「新しく聞く」と書くのでそのままなのでしょうか。

語源など
新聞とは・・
1.新しく聞いた話。新しい知らせ。新しい見聞。ニュースのこと。
2.新聞紙の略。社会の出来事の報道・解説・論評を、すばやく、かつ広く伝えるための定期刊行物。
だそうです。
新聞という語が最初に使われたのは中国の唐の時代。地方で起こった出来事を記した「南楚新聞」だったそうです。
どうやらそれが日本に伝わったようですが、そのことに触れているものは見つかりませんでした。
日本で最初に発行された「新聞」は、外国人が外国人のために外国語で発行したものだそうで、1861年、江戸時代の初めの話。その時はまだ「newspaper」だったようです。
日本語の日刊紙としては明治3年創刊の「官板バタビヤ新聞」というものがはじめだそう。
なんだかすごいタイトルの通り、マカオやバタビヤの雑誌を翻訳したものだったとか。
このような読み物が「新聞」と訳されたのは慶応4年(1868年)頃からのようです。
ではそれまで日本にはニュースを伝える読み物はなかったのか。その役割を担っていたのが「瓦版」「読売」と呼ばれるものだったようです。
どちらも粗末だったようで、共通点は一枚摺り。今で言えば「号外」みたいなものでしょう。
これらと「新聞」の違いが内容の濃さなのであれば特に気にする必要もない気がしますね。
でも記事の広がりと共に部数が右肩上がり、結果、印刷方法も手刷りから機械などに変化したはずです。




著者: tossie
居住地域:北関東 年齢:70年代生まれ 趣味:釣り、散策 言葉の由来を調べています。言語学者とか研究家ではありません。 ただの一般人です。記事は仕事の合間に書いてます。 プロフィール詳細 Twitterでフォロー

一言コメントする

メールアドレスは公開されません。

You may use these HTML tags and attributes: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>

CAPTCHA


日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)