Archives 2013年8月2日 – 由来メモ

「反面教師」 の由来

これほど誤解していた言葉もないかなと反省。 悪い面の見本で、それを見るとそうなってはいけないと教えられる人や事例のこと。 また、それを見ることで反省の材料となるような人や事例のこと。 これを反面教師と言います。 その言行が、そうしてはいけないという反対の面から、人を教育するのに役立つのだそうです。 日本にも似たような意味を持つ諺があります。 それは「人のふり見て我がふり直せ」。 さて日本にもと書いたことで、お気づきかもしれませんが実はこの言葉は中国からきたのです。 しかも発案したのが中国主席であったあの毛沢東であるというからごく最近。 1957年に行われた演説で最初に使われたとされています。 「反面」の意味は「反対の面」。 それを「教師」につけることで「模範となりえない、悪い手本」といった意味になります。 つまり、「反面教師」とは「悪い見本で、逆に見れば教訓にもなりえる人物・事物」という意... »