「木偶の坊(でくのぼう)」 の由来
親の買ってくるお土産に当たりは無くて、いつもどこか外れているんです。 サイズの違う靴に、絶対に着ないデザインのTシャツ。 賞味期限が切れるまでに食べきれないほどの食材や、自分は飲まないのに当てずっぽうで買ってくるアルコール類。 どれもそんなもの買ってくるなら現金くれよといった無駄遣いにしか見えないそうな数々の品々。(罰当たりな息子だなぁ~) ただ、一つだけ値段、満足度、持ち帰りやすさなどを考慮したうえで合格した品がある。 それは岩手へ行ったときのもので、宮沢賢治関連の品。 名前は「でくのぼう」と言い、15センチほどの木彫りの人形。 ビジュアルはあの有名な賢治のマント姿をあしらい、首から上だけが斜めになりながらクルクルと回る。 私は文学少年でもないし、*雨にも負けず*ですらその時までよく知らなかったのですがその人形の姿になんとも哀愁を感じ、賢治そのものへの好奇心も抱かされたものです。 引っ越... »
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