「おしめ・おむつ」 の由来
親戚に変わった人がいて、自分の子供に「布おむつ」ってのを使っていた。
使い捨てってもったいない気がするけど、そこは便のお話。
衛生面も考慮するといくら私が「もったいない」思考であったとしても完全に受け入れるのは容易ではない。
確かに、通気性がいいから肌の弱い赤ちゃんや高齢者には実際使ってみたら重宝するかもしれないけど、大便を考えると・・・ちょっと考えてします。
自分で行くことがままならないことが前提でおむつを着用するわけだから、小便だけに対応というわけにもいかないわけだし。
それに「紙おしめ」なんて聞いたことがない。
てゆーか最近「おしめ」なんて言わないか。
とゆーか「おむつ」と「おしめ」の違いって何だろう。
おむつとは、大小便の汚れを受けるために乳幼児や病人、お年寄りなどの股に当てる布や紙・・・
一方おしめを調べてみると大小便の汚れを受けるため、股に当てる布や紙・・・。
おんなじなのか?紙おしめなんて聞いたことないけど。
調べてみると、「おむつ」と「おしめ」の違いは紙や布といった原材料の違いではないようです。
現在の使われ方は広い概念の「おむつ」の中に「おしめ」があると考えるのが妥当とか。
■「おむつ」「おしめ」の由来
おしめは、その言葉から想像できるように「湿布(しめし)」が略され、接頭語「お」が付けられた語であります。漢字では「御湿」。
だから私は小便専用と認識していたけど間違ってないようだ。
おむつは、「襁褓(むつき)」に接頭語「お」が付き、「き」が略された語と言われている。
「 むつき」は、現在使われている意味とほぼ同じように平安時代から用いられており、赤ん坊に着せる肌着やふんどしなどの意味であった。
更にその「 むつき」の語源は、「身(む)」助詞「つ」「着(き)」ではないかといった説や、「睦衣(むつきぬ)」、「紐付(ひもつき)」など諸説あるよう。
ちなみに、おしめにも当て字で、「襁褓(むつき)」があるためやはり、両者が同一のものであると解釈するのが妥当なようである。
上記のように「オムツ」と「オシメ」は同じものであることは間違いない。
ただ、「おしめ」が赤ん坊への語りかけから生まれた語であったことからも、今でも赤ん坊に限定して使われる傾向が高いようだ。
湿るというニュアンスからも「肌着」の意味が強いようである。
それに対して「おむつ」は成人用(老人や医療)など、幅広く使われている。
やはり、広い概念の「オムツ」の中に赤ん坊用としての狭い概念の「おしめ」がある、というのがその違いのようだね。
興味深い記事を見つけた。
「紙おむつ」が一般的だと思っていたが、関西の一部では「紙おしめ」が使われている所もあるらしい。
その上で大手メーカーがあえて「紙おむつ」にした理由は、おむつとおしめの語源は諸説あるのを知った上で、「つつむ=おむつ」と、「しめる=おしめ」と考えた場合やっぱり「つつむ方が感じが良いのでは?」ということで、「紙おむつ」と呼ぶようにしたとのこと。
そんな考え方もあったかと感心しつつ、由来を覆すうまい!説明に納得してしまった。
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