「茨城(いばらき)」 の由来
日本にはたくさんの方言があるけど、なぜ茨城県だけがばかにされるのだろうか?
私はいくつか仮説を立てて分析してみた。
1、東京から中途半端な距離だから言葉の原型が残った上で語尾が上がるだけということで、その意味がすべて相手に理解できてしまうから特に可笑しく聞こえる。
2、取り立てて有名人がいない上、数少ない彼らもなぜかそれを隠したがる。
3、お昼のリーダー「タモリさん」がよく真似する。
ほんとそれだけでなく「ダサい」イメージも付いてまわるから私のように「縁」ある人は虚しい。
それでも皆さんが知らない大きな矛盾が生まれていることも私は知っている。
それは「いばらぎじゃなくていばらき」なんだよってこと。
茨城弁のもう一つの大きな特徴として、「濁音」があげられるのだけれど、その点については茨城弁を馬鹿にしている世間の方がおかしい。
だって「いばらきけん」なのに、カーナビも、お天気おねぇさんも、地元出身の政治家も、みんな揃って「いばらぎけん」と言っているのだから。
確かに関西方面には「茨木」はあるのだけれど、パソコンですら「いばらぎ」でも「いばらき」でも茨城・茨木の両方が出てくるって現実っておかしくないかい?
小学生の読み書きテストで「ぎ」だったら正解なのか不正解なのかもできたら教えて欲しいくらいだ。
■「茨城」の由来
茨城は、明治4年に当時の 県庁所在地の郡名からとって命名されたのだそう。
語源についてはやはり、植物地名説が有力とされており賊を討つため茨の城(柵)を築いたといった一説が「常陸国風土記」の茨城郡条にあるのだそう。
「穴に住み人をおびやかす土賊の佐伯を滅ぼすために、イバラを穴に仕掛け、追い込んでイバラに身をかけさせた」
また、「いばら(茨)」は「うばら」「うまら」「むばら」とも読んだようで「うばらき」説もある。
「万葉集」にも「みちのへの茨(うまら)の末(うれ)に延(ほ)ほ豆のからまる君をはかれか行かむ」という歌があるそうで、このことにちなんだ茨城(うばらき)という地名が実際にみられるとか。
また他説として、イは接頭語(古くはウ)、ハラ(原)は地名、キは接尾語、ではないかという説や、ウバフ(奪)と関係しておりその意味は「浸食されやすい地形」ではないかというものもあるようだが、「いばら」はトゲのある低木の「イバラ」をさすことが最有力であることに揺るぎはないようなので、「き」がなぜ「城」なのか、古くは「木」であったとか「城」が「柵」を意味するとか。
そちらの議論の方が重きを置かれているようです。
「いばら」に城かぁ。本来私の中では「城=かっこいい」のはずなんだけど、唯一格好が悪いのが「茨城」に思えて仕方がない。
「茨」の字については、都道府県としては唯一表外漢字字体となっているらしい。(「茨」の左下の「冫」の字の部分が「二」の字の部分となるってこと)
・・・わけわからんし、どうでもいい。がんばろう!茨城と自分。
茨城の有名人を検索してみたら、恩師の息子さんがいた。
瑞穂 満 - 2014年5月10日, 11:12 AM
いばらきの地名を茨とと結びつけるのは字面にとらわれた説だと思います。地名はまず「音」からはじまると思うからです。
では「う(い)ばら」とはなにか、土地地方では「草の生えた低湿地」と呼ぶと聞いたことがあります。いばらきの発祥の地とされる石岡あたりは(東京から来ると感じるように)まさに草の生えた低湿地です。
おなじく「いばらき(ぎでなく)」という茨木市にも同じような説があるとの茨木市の説明です
匿名 - 2015年10月29日, 8:25 PM
1コメントの3行目「土地地方」というのは「栃木地方」の入力ミスでした。