「そろばん」 の由来

「そろばん」 の由来についてまとめたエッセイです。由来だけ手っ取り早く知りたい人は下のほうまで飛ばして読んでね。

最近見かけなくなりましたね。
まだ使っている方、もしくは会社はあるのでしょうか。
「実はこれはかなり便利なもの。物事の考え方にも利用できる。」
なんていってもこの言葉は他人の受け売り。
だって私はこれ、、触ったことがないんです。

今日は「そろばん」について。
私の世代は、習い事としての「そろばん」としては最後の世代ではないでしょうか。
クラスの何人かの児童がおそろいの手提げ(オレンジ色)を持っていて、それがなんだかブルジョアの匂いをかもし出しているんです。
それが幼心になんだか羨ましかったものです。
放課後、ドッジボールや缶けり、ソフトボールを楽しむ我々悪がきを尻目に「その方々」は、同じ方向を向き歩き出して、同じ一軒家に吸い込まれて行くのです。
我々はそれぞれの心に、そろばんがやりたいというよりあの高級な匂いを一度でも吸って見たいという感情が少なからずありました。
今でも習い事として成り立っているのでしょうか?

小学生 習い事 ランキング で検索してみました。
1 音楽 ピアノ エレクトーン バイオリン など
2 学習塾 予備校
3 習字 以下 英会話 水泳・・など
そして栄光の第八位! 「そろばん」10.6% ありました。 これちなみに女子のデータです。
今日はそんな「そろばん」について調べてみたいと思います。

「そろばん」とは計算をするための道具であります。
漢字では「算盤」「十露盤」と書きます。
「珠(しゅ)」を動かして計算することから「珠算(しゅざん)」とも呼ばれております。

起源については諸説あり、アステカ・アラブ・バビロニア・中国などがあるそうです。
数を計算する方法として、このように小さくまとめられ、持ち運びに適した道具という発想をした場合世界各地に同様のものがあったということは容易に想像でき、納得ができるものです。
そのなかでも中国の例を紹介します。

中国ではなんと紀元前の頃から紐の結び目を使った計算方式や、算木を使用した籌(ちゅう)と呼ばれる独自の計算方式あったそうなんです。
ただ、これらが現在と違っていたのは、紐や竹の棒や木の棒で計算していたものであり、珠の形ではなかったそうなのです。
珠の形になったのは二世紀ごろであります。『数術記遺』という書籍に珠算という言葉も残っているそうです。
「三国志の武将、関羽がそろばんの生みの親である」という伝説が中国にはあるそうですが、三国時代より前から中国と中東・ローマには交易の痕跡があるため関羽が発明したと言うのは伝説以上としては受け入れがたいようです。

「そろばん」の由来
そんな中国の「そろばん」が室町時代末に日本に伝わりました。
ということは、名前も中国から?
古代中国では、数を数えることを「算」といったそうです。
数を数える盤の意味で「算盤」となったのは自然なことでしょう。
この漢字、唐音では「ソワンパン」と読むそうなんです。
それが訛って「ソロバン」になったのではないか、という説が今のところ有力なそうです。
他にも琉球語での「スヌパン」や「スルバン」からではないかといった説もあるそうですが、その地理上の関係からして中国が有力なのは言うまでもないでしょう。
また当て字の「十露盤」についてですが、昔は「三羅盤」とか「曾呂盤」など50種類以上の当て字があったそうです。
「十露盤」を調べてみましたが、アーケードゲーム太鼓の達人の楽曲「十露盤2000」しか出てきませんでした。
本当に、ただの、当て字のようです。なぜ50種もできたのかも不明です。

最後に気になる言葉を思い出したので調べてみました。
とんねるず出演「そろばんずく」
”損得勘定に長けた” という意味だそうです。計算ずくに同じとのこと。
計算尽くとは・・
損得を考えたり、結果を予測したりしたうえで行うこと。また、そのさま。
なるほど。「そろばん」は何でもお見通しのようです。




著者: tossie
居住地域:北関東 年齢:70年代生まれ 趣味:釣り、散策 言葉の由来を調べています。言語学者とか研究家ではありません。 ただの一般人です。記事は仕事の合間に書いてます。 プロフィール詳細 Twitterでフォロー

1コメント

  1. そろぱち - 2012年7月22日, 12:23 午後 Reply

    そろばんの名前の由来ってなんだとおもいますか?

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