「ステルスマーケティング(ステマ)」 の由来
知らない言葉はたくさんあるのに、日々新しい言葉が生まれてきます。
「ステマ」
皆さんは御存知ですか?
ステマとは「ステルスマーケティング」の略で消費者に宣伝と気づかれない形で広報を行う事だそうです。
先日の「食べログ」のやらせ問題からよく耳にするようになりましたね。
インターネット上ではその特性から、ブログや2ch、Twitterなどのメディアによって企業側の人間であっても、あたかも単なる1ユーザーの様なふりをして商品やサービスを賞賛する書き込みを行うことが可能であります。
例えばTwitterにて多くのフォロワーを持つユーザーが企業からの依頼で特定の商品を使っていることをつぶやいたり、企業が自ら一般ユーザーのブログを装って立ち上げ、自社商品の宣伝をしたり・・・
最近では何人かの芸能人が自身のブログにおいてクリアクリーンを紹介した記事に酷似した文章が掲載されていたとか・・
ステマと推測される事例は多数存在するのだそうです。
こう書きながら自分もうまく乗せられたのかな・・・といった事例をいくつか思い出しました。
■「ステマ」の由来
「ステマ」は、「ステルス」と「マーケティング」の略とのことなので、私でも由来が解釈できそうです。
「マーケティング」はもちろん、企業や非営利組織が行う活動のうち、顧客が求める商品やサービスを作り、その情報を届け、顧客がその商品を効果的に得られるようにする活動のことであります。
「ステルス」については、「隠密」とか「内密」といった意味で、私は戦闘機を思い出します。
レーダーに映らないと言われる偵察機「ステルス戦闘機」のことです。
※ステルス機(ステルスき、stealth aircraft)とは、ステルス性を有する航空機のこと。
ステルス性(英: stealth)とは、軍用機、軍艦、戦闘車両等の兵器をレーダー等のセンサー類から探知され難くする技術のこと。
男にしか想像しがたい説明で申し訳ありません。
簡単に説明すると、ステルスの本来の意味は「こっそり」「隠れる」です。
そういった秘密裏に進められる計画といった意味が、テレビの中で特定の商品ばかりを出したり、雑誌の記事に潜りこませたりするような宣伝手法(消費者に意識させずに売り込みといった広告方法)を「ステマ」と呼ぶようになったようです。
ステマって歯ブラシや歯磨き粉の事でしょ?
それはライオン株式会社の「デンターシステマ」でしょ。はははは。
なーんて笑っていられません。
ロシアの武術、軍隊格闘術にシステマというものを見つけました。
知らなきゃ恥かく、知ったかぶりは損をする。日々修練が必要なようです。
最近のコメント