「アヒル(鶩・家鴨)」 の由来

先日、田んぼでアヒルを飼っている人のお宅にお邪魔しました。
お尻を左右に振りながら、スマートとは言えないその体系で一列に列をなして歩く姿はなんとも愛らしいというものでした。
そこでは、よく聞く合鴨農法(あいがものうほう)をアヒルで実践していて、話を聞いてみると、嘘か真かは分かりませんが、鴨よりよく働くとの事。
もちろん草取りをさせるわけですが、落とした糞は肥料となり、掻き混ぜた泥のおかげで水が濁り草が生えにくくなる。
最近は一匹の購入単価が上がったとは言うものの、その影響はお金では計り知れないとのことでした。
ついでに近所の子供が遊びに来るのでその賑わいも楽しいらしい。
最近は外で遊ぶ子供・・・見かけませんからね。

■アヒルの名前の由来

今日調べて初めて知ったのですが、なんと・・・
アヒルはカモから人為的に作り出された生き物なのだそうです!知りませんでした。
アヒルは、カモ科のマガモから人為的に作り出された家禽(かきん)。
(家禽とは、肉・卵・羽毛などを利用するために飼育する鳥の総称)
ヨーロッパや中国などで飼育が始まり、飼育が容易なことも後押しして世界中で幅広く飼育されているとのことです。
日本には、中国で作られた品種が渡来したとされており、室町時代頃から飼育されていた記録があります。
ずいぶん昔からいたのですね。

名前については、いくつか説があるそうで、その中でも水掻きのついた足が広く大きいことから「足広(アシヒロ)」を略した「アヒロ」が転じたとする説が有力とされています。
理由は、「アヒル」の語が現れるたのが中世末期頃だそうで、ほぼ同時期に「アヒロ」の語も見られたため。
他にも、穀物などを箕で振るって、風でくずを取り去ることを「簸る(ひる)」と言いうことから、アヒルが腰を振って歩く姿態を喩えたとする説などあるそうです。

アヒルが歩く姿って本当に愛くるしいんだけど、それ以上に私が気になるのは・・・
最近の若い子のアヒル口。
近年では女性の魅力の一つとして認知されるようになっていますよね。
でも無理してやる人が増えたのと、わざとらしさと、媚売っている表情も付け足すから、女性には不評なのは間違いありません。

でも、世の男性の皆さん、私同様クラって目がハートになっている方いませんか?
「アヒル口」という名称そのものは1998年にデビューした歌手・鈴木亜美さんに対して用いられたのが最初とされています。
以降、女性の「キュートさ」や「セクシーさ」を表す特徴のひとつとして、広く知られるようになりました。
彼女は狙ってやっていたのか?
それは違うようで、当時のテレビ番組でこの口は心理学的には、「負けたくない」という気持ちの表れだというものをやっていたのを今でも思い出します。
また、彼女が最初かというとそのようなことはなく、酒井法子さんや岩井由紀子さんなどの名前が見つかりました。

もし自分に魅力が見つからないという女性がこれを読んだなら、明日からはお尻を振って口を尖らせて歩いてみましょう。
あなたの後ろにたくさんの男性が同様の格好で列をなして着いてくる!
・・・・・鴨しれません。


アヒル飼いになる―飼い方から実例、しつけ、卵レシピまで


Sassy ラバー・ダッキー TYSA181





著者: tossie
居住地域:北関東 年齢:70年代生まれ 趣味:釣り、散策 言葉の由来を調べています。言語学者とか研究家ではありません。 ただの一般人です。記事は仕事の合間に書いてます。 プロフィール詳細 Twitterでフォロー

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