「カンロ」 の由来
私は大変、咽喉が弱い。
小さいころはよく扁桃腺をはらせて熱を出していたし、大人になってからもよく風邪をひき、その度に必ず咽喉のトラブルがついてきます。
原因のひとつに数えられるのかはわかりませんが、どうやら他の方に比べて咽喉が狭いようです。
それもあって、ご飯を食べるのも非常に鈍い。
学生時代などは昼食を終えるのに友達の倍以上時間がかかり、もちろん完食もカレーの時以外したことがありませんでした。
社会人になっても相変わらずでしたが、一時スポーツを定期的にしていたときだけ風邪もひかずに、たいしたトラブルもなく平穏に暮らしておりました。
が、辞めるとすぐにもとの日々へ。
うちに帰るとすぐにうがいをしたり、寝るときにマスクをかけたりと気を遣って生活していてもやはり風邪は引きます。
痛みも我慢できませんが、それより悪いのはやはり咳でしょう。
人前でも我慢できずに、長期に渡れば渡るほど治りも悪く徐々に体力を奪われていきます。
そんな時に頼るのが、のど飴です。
トローチがベストですが、残念ながら診察を受けたり病院を通さないといただけないので市販の「のど飴」を購入するのです。
気休めかもしれません。
唾液も出すぎてしまいます。
あまりなめすぎると味も分からなくなってきます。
口の中も荒れてきます。
お気に入りは「カンロ」ののど飴。
あの独特のハーブの香と原材料の漢方のイラストが「利く」気がするだけかもしれませんが。笑
■「カンロ」の由来
大正元年に山口県光市にて「宮本製菓」を創業した宮本政一さんは、昭和29年に「甘露玉」を開発し発売しました。
昭和30年には子ども達にも親しみやすいようにと表記を「カンロ飴」に変更。
更に昭和35年には社名も「カンロ株式会社」とするのでした。
甘露という名前は中国の古くからの伝説からとったものだそうで、「天子(王様)が仁政を行った時、天(神様)が感心し褒美として降らせる甘い露」とか「天の神様達が飲む不老不死を得るという甘くておいしい飲み物」を指すのだそう。
これは、天から降って人を癒したとされる水と解釈できます。
その語源のように《人の口や心を癒したい》という想いで付けられたのだそうです。
「カンロはお口の童話です」
カンロのキャッチフレーズです。
人の心に愛を語りかけるような、夢のある製品づくりを心がけたい。
そんな思いが込められているとか。
飴玉って商品としては、ものすごく小さいと思うんです。
それで勝負していくって大変なことだと思うんです。
だけど、「カンロ」さんには手抜きも逃げも全くない感じがしました。
ホームページの社長さんの挨拶からもその気持ちが伝わってきました。
私にとっては「小さな永遠のお友達」。
あまりうまくないけどキャッチフレーズ風にまとめてみました。
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