「パセリ」 の由来
小さい頃は一生あんなものは食べないと思っていたし、食べられるようになるなんて夢にも思っていませんでした。
独特の匂いと苦味、お子様ランチなどに添えられているというその使われ方からも食べ物というか、食べられるものという括りに存在する草ではなくどちらかといえばバランのように*彩*と考えていた気がします。
時はずいぶん流れて現在、好んで食べるとまではいきませんがたまに食べてみるというくらいには自分も進化しました。
でも人生で好んで食べる、選んで食べる、いくらでも食べられるという人にはまだ一度しかことが会ったことがありません。今日はそんな彩野菜?パセリ
■「パセリ」とは?またその由来
パセリとは、セリ科の二年草だそうです。原産は地中海沿岸。
なるほど、その雰囲気の中のパセリは容易に想像できる気がします。
なんならちょっとオシャレな雰囲気も感じますね。
和名はオランダゼリ(和蘭芹)、フランス語名はペルシ (persil)、漢名は香芹(こうきん)と言うのだそうです。
その歴史は大変古く、古代ローマ時代より料理に用いられていたと言います。
現在は、世界で最も使われているハーブの1つなのだそう。
そうですね。ハーブだと言われればすんなり受け入れることができる気がします。
地質や気候への適応性に優れているため栽培が容易。それもあってか世界中で栽培されているというわけ。
ただし弱点は乾燥に弱ということ。
また、葉が縮れているあのパセリを説明する上での特徴については品種改良によって生み出されたものであり、自然界では不利な形質なのだそうです。
パセリは、英語「parsley」からの外来語なのだそう。
その英語の「parsley(パセリ)」については、ギリシャ語で「石」や「岩」を意味する「petro」とセロリを意味する「selinon」から成る「petroselinon(岩場のセロリ)」に由来するのだそうです。
ギリシャではその通り「パセリ」を「岩場のセロリ」と呼ぶそうですが、それについてはそのまま海岸の岩場に多くに自生しているのが発見されたことからきているそうです。
面白い逸話を発見しました。
ヨーロッパへ旅行に行きレストランに入った日本人観光客たちは案の定、皆パセリを残すのだそうです。
それを見た従業員たちは不思議がり「日本の宗教にはパセリを食べるな、という戒律があるのか」と添乗員に訊ねたという話がラジオ等で紹介されたことがあるのだとか。
やはり日本では飾りと考える傾向が強いようですね。
もちろん味も・・・見た目の縮れも演出だったことに私は一番驚きました。
でもせっかくの海外!チャンスがあれば私は迷わず口に放り込んでみたいと思います。
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