「西瓜(スイカ)」 の由来
親子の食べ物の好みって似ることってあるのでしょうか?
確かに自分の好きな食べ物を親や子供が好んで食べていたなら
「〇〇ちゃんに似て〇〇が好きなんだね。」
なんて会話がされますが、実際にすべての好みが似るなんてことは、私の少ない体験からではありえないというのが結論です。
もちろん血液型や体質、体系、またそれによって生じる生活環境によってしょっぱいものが好きとか、難いものを好むとか、辛いものは苦手とか・・・
また、それらとは全く関係なく子供はみんなカレーが好きという事実も存在します。
我が家に関しての分析結果ですが、私は、昔は野菜や変わった食べ物を好まなかったのですが、今は好き嫌いはなく、特に好むといったものもありません。
これは料理が得意とはいえない母親に合わせた結果でしょう。
出されたものは食べる、生き残る為に食べる!
私の父はというと、特に果物が好きなようです。
その中でも「スイカ」に目がありません。
そんな姿を見ていたせいか、「スイカ」は父のものという固定観念のせいなのか私は選んでスイカを食べるのをやめていた気がします。
なんせ、一人でワンホール(一個)をペロッと食べてしまうのです。
(おそらく食べ物への飢えを果物で晴らしていたのでしょう)
側から見ると異常です。
次の日へそから芽が出ても可笑しくないような光景です。
そんなわけで成人するまでそれほど食べなかったスイカを久しぶりに食べたらそれなりに美味しく食べられました。
どちらかというと好きなようです。
しいていうなら面倒くさがりなので、種無しが発売されれば言うことなし・・
そこで分かったことが一つあります。
水分です。
私は小さいころから汗っかきで、代謝がよく、水分をたくさん取らないといられません。
ご飯も味噌汁がないとだめだし、パンなどは飲み物無しには食べられません。
もしかしたら父の果物が好きというのも、水分が好きということなのかもしれません。
好きな食べ物というより、体が求めるものは親子で似るのかもしれませんね。
■「スイカ」の由来
今日は長らく食べなかったスイカが美味しかったので、その由来をしらべてみます。
スイカは、ウリ科の蔓性一年草で、原産は熱帯アフリカだそうです。
漢字では「西瓜」(日本では水瓜とも書くが当て字)と書き、英語では「watermelon(ウォーターメロン)」と書きます。
英語については先述した通り、水分が多いことから名づけられたと考えられます。
高温地帯の原産ということで、水分を多く含む点からも重宝されてきたことでしょう。
日本での呼び名である「スイカ」については、漢語の「西瓜」の「西」を唐音で発音されたものと言われています。
その「西瓜」が中国で称された由来については、10世紀ごろまで遡り西の国「ウイグル」から伝わったためと考えられているそうです。
中国より西域(さいいき)から伝(つた)わった瓜の意味でつけられたと考えるのが妥当なようですね。
日本へスイカが入ってきたのは16~17世紀と考えられていますが、定かではありません。
江戸時代(えどじだい)にあったのは間違いないようで、この時は先ほど触れた「水瓜」とも書いていました。
これはスイカという名前と、水分(すいぶん)の多い瓜(うり)という意味(いみ)から付けられたようですが、現在は「西瓜」と書くのが一般的です。
ちなみにメロンの漢字を調べたら「甜瓜」。やはり「瓜」なのです。
しかしこの漢字をみてもらってわかるように日本では一般的ではないようです。
その入手経路や時代の変化で名前も左右されるのでしょう。
スイカに関しては「水瓜」でもいいような気がしますが、考えてみればメロンも存在するのです。
ウイグルは日本から見ても西であることは間違いないので「西瓜」は妥当なのかもしれませんね。
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語源知りたがり - 2019年8月19日, 10:48 PM
こんにちは。「すいか」をなぜ「すいか」と言うのか、由来を知りたいです。