「オリックス」 の由来
名前は知られているのにいったい何の会社なのか?
今日はそんな会社。
「オリックス」
認知度が高いのはやはり、プロ野球の影響が強いからでしょう。
昔は・・・あぁもう10年以上経つのですね。
オリックスブルーウェーブには、あのイチロー選手も所属していましたよね。
今でこそ震災といえば東日本大震災ですが、当時は阪神大震災の直後でイチロー選手のヘルメットにも「がんばろう 神戸」の文字が刻まれていたのを思い出します。
他にオリックスといえば・・・レンタカー?申し訳ありません今日はその辺から詳しく・・・
■オリックスとは
オリックス株式会社(ORIX Corporation)は、東京都港区に本社を置く、総合リース国内首位の企業さんなのだそうです。
グループで信託銀行、保険、証券会社など金融業務を中心に多角化。
個人ローン分野では三井住友フィナンシャルグループと資本提携しています。
リース、金融、ローン、そうか!自分が特に関わりの無い分野でした。
レンタカーなど年に一度も借りないし、ローンを組むほどの度胸も無い。
保険に入る余裕もなければ、証券などみたこともない。納得です。
会社の歴史としては、1964年4月に日綿実業と三和銀行を主体として、日本初のリース会社「オリエント・リース株式会社」が大阪市北区にて設立されました。
1972年には本社機能を東京に移転し、1988年には阪急ブレーブスを買収し、プロ野球界に参入しました。
このプロ野球への参入には理由があったといいます。
それは、まったく関係のない別会社オリエントファイナンスと混合されることが多かったという悩みがあり、阪急から買収したチーム名にオリックスを入れることで会社の名前を社会に浸透させるという目的もあったようです。
(オリックス・ブレーブスが誕生した際の記者会見では、間違えてオリエントファイナンスに行った報道陣もいたらしい)
そこで、またまた申し訳ない話ですが、ここで書くにあたって検索すると「オリックス」がいくつか出てきたわけです。
私自身が「オリックス」を知らなかった為か、正直戸惑ってしまいましたが、その理由がやっと分かりました。
■オリックスの由来
「ORIX」は、独創性を意味する「ORIGINAL」と柔軟性や多様性を象徴する「X(∞:無限大)」を組み合わせて生まれた名前だそうです。
理念である「“たえず先見性をもち創造性を追及する”積極的な姿勢」と「グループの有機的な結合」を表わしているとか。。
そんなオリックス。
プロ野球参入の次の年1989年4月にCI導入により、社名を「オリックス株式会社」に改称しました。オリックス(株)に社名変更。
ところでCIって?
コーポレート・アイデンティティ(Corporate Identity 略称:CI)とは、企業文化を構築し特性や独自性を統一されたイメージやデザイン、またわかりやすいメッセージで発信し社会と共有することで存在価値を高めていく企業戦略のひとつ。
つまりブランド力を高めるってことでいいのでしょうか?
また、「オリックス」という名前へのこだわりも感じますね。
ところでオリックスの本来の意味(動物)は哺乳綱ウシ科オリックス属の構成種の総称。
んでもってバッファロー っていったらアメリカバイソンなどウシ族の動物。
ってことで誤認識(見た目そのまま)だと「オリックスバファローズ」ってのはなんともややこしく感じますね。
ちなみに「バッファローズ」でなく「バファローズ」です。これも大切。
これがまた近鉄が名乗っていた時代からの悩みらしい。
これについても紆余曲折があったようで、新しい球団愛称を公募したところ1番多かったのが「猛牛」と呼ばれた新監督・千葉茂にちなんだバッファローズ。
ところが当時の球団幹部が「バッファローズ」では表記が長すぎると言ったため、2文字減らしてバファロー(Buffalo)に。これで話は終わらず、千葉監督辞任後に「これからは監督だけが猛牛になるのではなく、チーム全員が猛牛にならなければならない」という理由からバファローズ(Buffaloes)となったとか。
オリックスとは逆に、こちらにはこだわりがないのか・・・と正直困惑ですね。笑
そんな二つが一緒なのだからなんとも不思議。
でも、名前を浸透させるためのプロ野球ってのはなんとも見事な作戦ですね。
私もお金が貯まったら球団でも買いましょうかね。
名前だけは早めに考えとくつもりです。
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