「フットボールアワー」 の由来
「フットボールアワー」 の由来についてまとめたエッセイです。由来だけ手っ取り早く知りたい人は下のほうまで飛ばして読んでね。
今年は夏から忙しい。
私は欧州サッカーが好きなのですが、特にお気に入りはプレミアサッカー。
つまりサッカーの母国であるイギリス、イングランドサッカーが好き。
スピード感がありゲーム展開が速いので飽きないのです。
選手の名前もおそらく5チーム分くらいは言えるほど。
以前から有料チャンネルに登録して観戦していたのですが、今年は更に忙しくなります。
それはたくさんの日本人選手が移籍したからにほかなりません。
香川真司選手はじめ、宮市亮選手に吉田麻也選手そして李忠成選手・・・
他にもれていないか?もれてたらごめんなさい。
まぁとにかく、日本人が活躍してくれるのは嬉しい。
特に香川真司選手は名門マンチェスターユナイテッドです。
憧れ・・てはいなけど(好きなチームは他にあるので)、世界的な名門です。
サッカー中継は不定期で、深夜がほとんどなので最近は録画が忙しい。
それをあとでチェックしていると、撮った覚えの無いサッカー番組が入っていました。
プレミアムセレクション「フットボールアワー」
そんな番組録画した覚えが無かったのですが、タイトルをみたらきっとイングランドプレミアリーグのゴールダイジェストかなんかだろうと再生ボタンを押してみました。
すると、見たことのあるお笑いコンビの漫才が始まりました。
あれ?まあいっかと少しみてみるとなかなか面白い。
いや待てよ、私はサッカー番組を見たかったはずだ。
・・・そうか。
「フットボールアワー」
・・・そうか。やられた・・・
■「フットボールアワー」とは・・・
フットボールアワーとは、岩尾望さんと後藤輝基さんの二人によるお笑いコンビ。
吉本興業東京本社(東京吉本、厳密には子会社のよしもとクリエイティブ・エージェンシー)の所属で、なんといってもその存在を知らしめたのは2003年M-1グランプリ王者という栄光であると思います。
もちろんお笑いも好きな私はリアルタイムでM-1グランプリを見ていた一人なので、フットボールアワーのこともよく知っています。
彼らを始めて見た人にとってのインパクトは、やはり岩尾さんのブサイク顔でしょう。
そのビジュアルから更にボソッとボケを繰りだすのでたまりません。
対照的に後藤さんはハキハキとわかりやすい突っ込みをします。
その使い分けとリズム感も彼らの特徴かもしれません。
彼らは当初からコンビを組んで活動していたわけではなく、後藤さんは「エレキグラム」、岩尾さんは「ドレス」というコンビでデビューしました。
それぞれ解散してしまいましたが、プライベートで仲が良かったことや、お互いコンビを組む相手がいなかったことも幸いして、なんとなくコンビが結成されました。
ちなみに後藤さんは先輩である次長課長の河本さんに、岩尾さんと組みたいと思っていることを相談したそうですが、河本さんからは「二人とも我が強いのでうまくいかない」と反対されたそう。
結成はしたものの、2人ともボケ出身であったため当初から躓きます。
岩尾さんはコンビ結成当初ツッコミをやるつもりだったそうですが、それを聞いた後藤さんに「こんな顔のヤツに”なんでやねん”と言われることが”なんでやねん”や」と、岩尾さんのツッコミ転向を全く考えてなかったそうで、最終的には「ツッコミどっちがやる?」と聞いてきた岩尾さんに、「なんでやねん!」と1発目のツッコミを入れたところで話は決まったとか。
■「フットボールアワー」の由来
さてそんな行き当たりばったり的な二人のコンビ名はというと、アメリカの小説の一説である「月曜日のフットボールアワーに間に合わないよ」から引用したのだそうです。
意味が分からないよ。
岩尾さんはこの件について「大した答えが返ってくることはないので、フットボールアワーにコンビ名の由来を尋ねない(で下さい)。聞いた方が損をするだけです、適当に付けた名前ですから」と語っているとか。
確かにその通りだし、これまた行き当たりばったりな感じが「らしい」かもしれませんね。
ちなみにその他のコンビ名の候補には「その時 彼女は言った」などがあったとか。
それはそれで今となって話せば面白いけど、実際にその名前だったらキット寒いよね。
そんなわけで、「フットボールアワー」の由来がそのまんま「フットボールアワー」だったってことだから、今回の私の話もそれほど笑わなくていい話ってことにしておいてください。
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