「デート」 の由来

今日は、「あいびき」を調べてみようと思いつきました。
「あいびき」とは、相愛の男女が人目を避けて会うこと。また密会と言った意味を持ち江戸後期から使われ始めた語なのだそうです。
ひらがなで「あいびき」と書くと、その意味に誤解が生じますが、漢字で書く場合「逢引」となり、豚肉と牛肉を混ぜ合わせたひき肉「合い挽き(合挽き、合挽)」とは無関係なようです。

私はこの二つルーツが近いものであるかのような疑いを持っていたので、「逢い引き」にもなにやらドロドロとしたものを想像していたのですが、二つの由来は全く関係ないようです。
「逢い引き」が生まれたのは江戸時代。身分制度があった時代です。
お互いに好き焦がれていても、その身分の中で自由な恋愛ができなかったその時。
人目を避けたり、密会することは現代とは違ったやましさがあったのでしょうね。

さて今に生きる我々はというと、見合いも恋愛も駆け落ちも自由です。(これは言いすぎ)
恋愛関係に進みつつある二人が連れだって外出し、一定の時間行動を共にすることを日本語では「逢い引き」と言いますが、我々はそれを英語の「デート」と呼ぶほうが一般的です。
この「日付け」を意味する「デート」がなぜ逢い引きを意味する語となったのでしょう?

■「デート」の由来

その由来は、ラテン語からだと言います。
古代ローマでは手紙の日付の前に必ずData Romae(ローマで与えられる)と書きそえられていたそうで、それがやがてdateが日付の指示として使われるようになったと言います。
そこから転じて、「合う予定の日」がデートになったのだそうです。
英語においては現在でも、男女のデート以外だけでなく会社の会合予定もすべて「合う予定の日」はデートとなります。
この辺りが日本との認識の違いですね。

更に、英単語の「date」には、「売春婦と客の店外デート」という意味も含まれているので注意が必要です。
日本で言うところのキャバクラのアフターってやつですかね。私も一度はしてみたい!

「逢い引き」を表す表現で、もう一つ身近なものがありました。
それはフランス語を転用した「ランデヴー」。
本来のフランス語での「rendez-vous」は「待ち合わせ」でしかないそうで、恋愛的要素は全く含まれないのだそう。
私はこのことをよくしりませんでしたが、なんとなく恋愛を絡めた逃避行的な意味で捉えていました。
フランス語らしく「いやらしさ」が前面に出ている気がしますが、これは私の思い込みかもしれません。

私は学生の頃には「デート」を重く考えていました。
付き合う前提がなければデートをしてはいけないとか、その後には必ず結果が必要だとか・・・
全く今考えればおかしな話です。
「あいびき」と聞くと「愛引き」とか「合い挽き」といった恋愛がらみの間違ったイメージを日本人は連想してしまうのかもしれません。
そういった意味から「デート」といった固定概念のない言葉かしっくりきたのでしょう。
もちろん英語のデートのような、「軽い待ち合わせ」といった感覚も戦後の日本人には新鮮に映ったのかもしれませんね。


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著者: tossie
居住地域:北関東 年齢:70年代生まれ 趣味:釣り、散策 言葉の由来を調べています。言語学者とか研究家ではありません。 ただの一般人です。記事は仕事の合間に書いてます。 プロフィール詳細 Twitterでフォロー

1コメント

  1. a - 2013年6月13日, 1:14 AM Reply

    デートという英単語はヤバい。「売春婦と客の店外デート」の意味が加わったのは19世紀末のイギリスの大都会での事。そして第1次大戦の頃にティーンエイジャーたちが「売春婦のする事をマネするのがかっこいい」という風潮になって、自分達の男女交際のことを「店外デート」とわざと言い出したのが由来。それ以前は男女交際は彼女の実家で女親の目の前でするのが常識だった。

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