「TSUTAYA(ツタヤ)」 の由来
CD、DVDのレンタルにおいては最大手といっても過言ではないでしょう。
近くに店舗がなければ宅配サービス、最近はTカードの普及で提携店舗、業種も様々に広がりをみせております。
先日レンタルをしたときなどは、ポケモンの冊子をくれたり、ファミリーマートの割引券、更には焼酎の試供品一缶と・・自分がここに何しに来たのかと目を疑うほどのサービスが目白押し。
もはや国民の娯楽ともいえるこの会社、「TSUTAYA(ツタヤ)」を今日は調べてみたいと思います。
このありそうでなかなかない、親しみ易すぎる名前の由来は・・
現在本社は、恵比寿ガーデンプレイスありますが、もともとは大阪の京阪沿線が本拠だったそうです。
TSUTAYAは、1980年代に京阪電車枚方市駅前に創業者がレンタルビデオ店を出した後、向かいのビルに「蔦屋書店」を開業したことにはじまりまるそうです。
ツタヤは元々は漢字で「蔦屋」なのだそうです。
想像はしてましたがやはりそうなのですね。
創業者である増田宗昭さんの祖父が旧・枚方宿で置屋を営んでいた際の屋号が「蔦屋」だったそう。
その屋号についても、江戸時代の地本問屋「蔦屋」の主人で、写楽を世に送り出したとも言われている蔦屋重三郎にあやかって名づけられたと伝えられているそうです。
蔦屋重三郎さんについて調べてみます。
1750-1797 江戸時代の出版人。
朋誠堂喜三二、山東京伝らの黄表紙・洒落本、喜多川歌麿や東洲斎写楽の浮世絵などの出版で知られる。
どうでもいいことだけど、父(丸山氏)は江戸の吉原で遊郭の勤め人だったらしい。
今で言うところのプロデューサーと解釈できるそうです。
今の世の中で誰でも知るほど事業展開する会社の名前の由来に意外な人物あり。
さすがに漢字「蔦屋」では売れないだろうけど、なんだかそんな精神を時代を超えて引き継いでる気がして私個人の感想はかなりの好感ですね。
そして、今後の期待も込めて最後にライバル店「GEO」の由来。
ゲオの名前の由来は、大地の意であるGEO(ジオ)をラテン語読みしたものと言われているそうです。
読み間違いがきっかけという説もあるらしい。
我が家の近くにできた、「GEO(ゲオ)」にはなんと、古着店が併設されております。
ツタヤとはまた違ったやりかたで面白い。
切磋琢磨で業界、日本経済を新しいやり方でどんどん盛り上げてほしいものですね。
匿名 - 2012年5月6日, 6:45 AM
京阪枚方公園駅の近くに置屋時代の建物が残ってます