「ブリヂストン」 の由来
まさか日本の会社だったとは!
その社名から間違いなく海外の会社だと思っていました。
今日の由来メモは「ブリヂストン」。
株式会社ブリヂストンは、日本に本社を置く世界最大手のタイヤメーカー。
2005年にはあのフランスのミシュラン社を抜き世界シェアトップとなりました。
ただし売上高のおよそ2割はタイヤ以外のものだそうで、同ブランドのスポーツ用品事業や、子会社にはブリヂストンサイクルがあり自転車事業も展開しています。
そうでした。思い出しました。
中学校の時に同級生で唯一ブリヂストンの自転車に乗っていた友人がいました。
個性的なデザインだったのでみんなにいじられていましたが・・・
確かに考えてみればごくたまに靴や衣類も見かけますよね。
なんとなくタイヤの会社のイメージが強いので私は購入したことがありませんが・・・
1930年、現在の株式会社アサヒコーポレーションの前身である日本足袋株式会社のタイヤ部により純国産タイヤ第1号が生まれました。
翌年、その日本足袋タイヤ部が独立し、福岡県久留米市に「ブリッヂストンタイヤ株式会社」が設立されます。
しかし一時は太平洋戦争激化に伴う配慮により英語表記の社名を「日本タイヤ株式会社」に変更していました。
戦後1951年になってようやく「ブリヂストンタイヤ株式会社」に戻します。
さてその社名については、戦前と戦後で「ブリッヂ」の部分に変化が見られるのがヒントのようです。
「ブリヂストン」はそもそも「ブリッヂストン」つまり「ブリッヂ」と「ストン」、橋と石なのです。
これは創業者である石橋正二郎さんからきています。
石橋という性を英語の「ブリッジ」(橋)と「ストーン」(石)とし、組み合わせたというわけ。
なぜ「ストーンブリッジ」と直訳しなかったかについては、語呂が悪かったことと「bridgestone」にはキーストーン、石で橋を建造するときの要石の意味もあって悪くないという判断からだそう。
ついでにその当時タイヤの世界的ブランドだったファイアストンのような一流企業になりたいという思いも込められたそうです。
その通りになれてしまうのがすごいですね。
ちなみに自分でも何度も書いていると間違えてしまいそうなのですが、正式には「シ」に濁点ではなく「チ」に濁点のブリヂストンとなります。
さてタイヤにはあまり拘らない私ですが、次にはきかえる時には名指しでブリヂストンにしたいと思います。
少し値段ははりますが、国内企業を応援したいという気持ちもそこにはあります。
でもよくよく考えると世界一の企業にそこまで気をつかう必要もないですかね。
言われてみると家電同様、国産だから高いのか!と納得してみたり。
いやまて、さすがに国内メーカーでもゴムだし製造は東南アジアかと勘ぐってみたり。
でもやっぱりあのロゴが入っていると高級感がありますよね。
車はショボクテモ・・・
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