「スカッシュ」 の由来

レスリングがオリンピック競技として残るかが正念場を迎えている。
他の競技に比べて地味な印象のあるこの競技がメジャーでいられる要因としてオリンピックの果たす役割は非常に大きく見えるのでこれは大きな問題であると私は考える。
確かに足の短い日本人の得意とする競技なのでメダルも期待できるし残って欲しいという気持ちも多いかと思うがそれだけでなく、よく見ていると非常に楽しめる競技なので私の個人的な心情もそちらよりである。
オリンピック協会でも協議を重ね、最終候補にまでは残ったようだ。
一にレスリング、二に野球・ソフトボール、三に・・・スカッシュ?
ここまで残った三競技の決め方にも若干モノイイをつけたいところなのだが、話が長くなりそうなので、突っ込みどころを一つに絞る。

スカッシュ~~~~!?

■「スカッシュ」の由来とか

もちろん田舎者の私でもスカッシュは知っている。(近くにやる場所はないけどね)
でもオリンピックにまで発展させる競技としてはかなり未知数ではないだろうか。
きっと欧州の意向が強く反映されているのだろう。

調べてみればイギリス発祥のスポーツであり東ヨーロッパではサッカーと同様に非常に人気が高いらしい。
スカッシュとは・・・テニスに似た競技なのは皆さんもご存知のことだろう。
専用のラケットを用いて四方が壁に囲まれた専用コート内で得点を競うインドアスポーツである。
日本に入ってきたのはごく最近で、まだ10年ほどしか歴史がない。
専用のコートが必要となるため設置を希望する場合でも設備投資が大きなネックとなっているそうだ。
見かける場所の多くはスポーツクラブなどが中心といった現状があるらしい。

あまり否定的なことばかりもかけないので、オリンピック好みのメリットも述べてみよう。
それは、非常にシンプルなルールで成り立っていること。
基本的なルールは以下の3点。

一つ、ラリー中は前方の壁に必ず一度あてること。
二つ、前方の壁であれば全ての壁が使用可能である。
三つ、ボールはダイレクトも含めて1バウンド以内に返すこと。

確かに非常に簡単なルールで私でもすぐにできそうである。
誰が見ても甲乙付けやすいとか、ルールが分かりやすいと言うのはオリンピック向きといった話を聞いたことがある。
それと最後は興業として成り立つかだろう。
これってすごく重要らしい。
人気が無くてはテレビもつけないですからね。

でもどうやって点数を決め、優越を競うのか?
本当に盛り上がるのか?
とスカッシュには若干疑問は残る。

さてその「スカッシュ」の由来については、競技で使用するボールの特徴が関係しているのだそう。
スカッシュのボールは非常に柔らかくゴムボールのように握りつぶす事が可能なのだそうだ。
きっとソフトテニスのボールに近い感じなだろう。
ボールはラケットで打ち込むと大きく変形し元の形状に戻る。
そこから、球が握りつぶせるという意味(他に「押しつぶす」「潰れる」という意味も)の「squash スカッシュ」がその名前とされたのだそうだ。
発祥がイギリスということで、人名や地名なども想像していたのですが、球から来ているとは思わなかった。
スカッとするからスカッシュなんてのも大外れ。

さて話を戻してどの競技がオリンピックに残るでしょう。
前回の投票結果からは、まさかスカッシュってことはない気がしますがそれがあり得るのがオリンピック?
これまでの経緯から東京五輪はなさそうだからせめてレスリングには残って欲しいものですね。


スカッシュ即上達バイブル


不二家 レモンスカッシュ 500ml×24本





著者: tossie
居住地域:北関東 年齢:70年代生まれ 趣味:釣り、散策 言葉の由来を調べています。言語学者とか研究家ではありません。 ただの一般人です。記事は仕事の合間に書いてます。 プロフィール詳細 Twitterでフォロー

一言コメントする

メールアドレスは公開されません。

You may use these HTML tags and attributes: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>

CAPTCHA


日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)