「納豆(なっとう)」 の由来
あなたは好き派?嫌い派?
これほど好みの分かれるものはなかなかないのではないでしょうか。
あの独特の匂い。
近所のおじさんがワラに包んだ「できたて」を運んできたときには、私にはおじさんの「数日はきつぶした靴下の臭い」にしか思えませんでした。
今日は「納豆(なっとう)」のお話。
納豆の由来
由来はいくつかあるようです。
1 寺の納所(出納事務を行う場所 なっしょ と読みます)で作られた豆を壺に収めて貯蔵したため肉食が禁じられていたお坊さんたちにとって、納豆は非常に重要なタンパク源。
豆を壷や桶に納めて保管する場所が「納所」なわけでしょうか。
納所で作られる豆だから納豆と。
2 納豆と豆腐の意味が伝来された時に入れ替わって伝えられたため
「納豆」・・・大豆を発酵させた(腐らせた)食品
「豆腐」・・・大豆を箱に入れて(納めて)絞った食品
“納豆”と”豆腐”も意味するものと字が入れ替わっているという俗説があるそうです。
なるふぉど。大勢の方がネットで疑問視しているのも無理はありませんね。
腐っているのは納豆のほうですからね。
3 神棚に供えた豆が発酵して納豆になったため
煮豆を神棚に備えたところ、しめなわに付着していた納豆菌の働きで納豆になった。
そんなわけで、神に納めた豆=納豆。
これはどうでしょうね。笑
「納豆」に似た食品は東南アジアにも見られるようですが、この「腐った豆」は日本オリジナルと言えそうです。
そんなわけで神か仏かとい違いにおいて1と3が有力視されているようです。
でもやっぱり・・3はないな。いくらなんでも腐りは意図的でないと口にする気しないですからね。
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