「SDカード」 の由来
規格ってものが本当に必要なのか?
という考えは消費者なら必ず一度や二度は持ったことがあるはずです。
古くはビデオのVHS対ベータの問題、最近ではDVDにおけるブルーレイとHDVDでしたっけ?
そして今日取り上げるのはメモリーカード。
最近は完全に主流はSDカードになってきてますよね。(個人的な感想だったらすみません)
他にもメモリースティックとかありますが・・・私は最近はSDばかりなので今日はそちらでごめんなさい。
■「SDカード」の由来
SDカードは、1999年に現パナソニックである松下電器産業、サンディスクそして東芝による共同開発規格として発表されました。
正確には「SDカード」ではなく「SDメモリーカード」と言うのだそうです。
「SD」については「Secure Digital」の略とされることがありますが、実際はなんの略でもないのだそうです。
実はその裏には深い理由が隠されていたのです。
SDのロゴをよく見てください。
Dの字が光ディスクっぽくあしらわれていることに気づくことでしょう。
でもおかしいですよね。
SDメモリーカードはフラッシュメモリなのでCDやDVDのような光ディスクとは関係ないはずなのに・・・
これには理由がありまして、SDメモリーカードのロゴは実は「Super Density Disc」という光ディスクのロゴを転用したものなのだそうです。
1990年代初頭、CDより大容量なディスクの実現に際して松下や東芝は「Super Density Disc(SD)」を、ソニーやフィリップス陣営は「MultiMedia Compact Disc(MMCD)」を開発したのだそうです。
そうです。ここでもやはりビデオ規格問題に似た対決が・・・
最終的には両者が折り合いをつける形で「DVD」に一本化されました。事なきを得るのは消費者の為でもあります。
このとき残った「SD」のロゴが後の「SDメモリーカード」に受け継がれたというわけ。
そんなことってあるんですね。
さて最後は庶民的なお話になりますが、容量が同じSDカードでも値段の違いで大きな差が出ます。
それはデータ転送のスピード。皆さんもご存知ですよね。
私は放置しておけばいいと考えるタイプなので安いものばかりを買い込んでしまいました。
しかし今ではそのことに後悔しています。一眼レフを買った途端一度の転送で数十分もの時間がかかるのです。
パソコンが古いのも悪いのですが、最近はそのことにばかりストレスを感じています。
いいものを買うことはキリがありませんが、せめてもう少しいいものを買っておけば・・・
とりあえず当分は規格がかわらないことを先に祈っておきます。
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