「ハローワーク」 の由来

実はまともに訪問したことは一度も無いんです私。
というのは仕事に困っていないからという理由ではなくてハローワークの様々な噂を聞くと打たれ弱い私は二の足を踏んでしまうから。
大学時代、就職した友人が職探しに訪れたときの経験もそれを更に後押ししている。
朝一番で順番待ちしているとスーツ姿で肩を怒らせた男性がやってきて誰に聞かすとも無くカウンター越しにハローワークへの不満をぶちまけているではありませんか。
周りは完全に引いているんだけど、彼はやめません。
職員達も困り顔だけど、諌めるような態度は微塵もみせない。
おそらく毎日のようにやってきていることが想像できたわけ。
そのインパクトが強くてハローワーク=不満の塊というイメージが付きまとい未だに困っても訪れることは憚られる。

■「ハローワーク」の由来

ハローワークとは、職業安定法に基づいて職業紹介、指導、失業給付などを全て無料で手掛ける国の行政機関を言います。正式名称は「公共職業安定所」と言うのだそう。
確かに今でも「しょくあん」と略して呼ぶ人も少なくないですよね。
では「ハローワーク」とは愛称か何か?調べてみるとやはり愛称の類らしい。
旧労働省が、平成元年に公募して選ばれたものを平成二年から使用開始したのだそう。
仕事(ワーク)に、ハロー(Hello)ってな感じで出会える場所と考えるらしい。
暗くなりがちな職探しにポップさを入れたかったのだろう。
更に近年はハローワークも世代や属性によって形態の多様化が進んでいるそうでそれが呼称にも反映されているとか。
30歳未満の若者を対象とした「ヤングハローワーク」に子供を持つ女性を対象とした「マザーズハローワーク」といった具合。

でもそのように名前を変えることで、利用する人の感情は本当に和らいでいるのか?と聞かれると更なる疑問符が残るという現実は存在しているだろう。
今日も面白い見出しを見つけた。

「ハローワーク」って「こんにちは働け」だよな

ハロー!お仕事!ってことでないでしょうか?と反論する人もいますが、いいから働けとか、黙って働けだと言う人もあり。
こんにちワークだろと茶化しも入りつつ、、、やはり不満が多いというのが現実のようである。
面白いものも一つ拾った。

ハローワークにハローワークの求人ないのはなんで?

確かにそうだ。
子育てで仕事をやめていた知人の再就職先がハローワークだったのでそこのところを今度詳しく聞いてみようと思う。


新 13歳のハローワーク


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裏のハローワーク





著者: tossie
居住地域:北関東 年齢:70年代生まれ 趣味:釣り、散策 言葉の由来を調べています。言語学者とか研究家ではありません。 ただの一般人です。記事は仕事の合間に書いてます。 プロフィール詳細 Twitterでフォロー

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