「リニアモーターカー」 の由来
オリンピックの東京開催が決まり、盛り上がりを見せる日本。
そこにきて東京~大阪間を約1時間で結ぶといわれる夢の乗り物リニアモーターカーの実用化が発表されました。
その速度はなんと時速500km。新幹線の1.5倍くらい?
第1期区間として東京都~名古屋市間2027年開業予定)を結ぶというもの。
よく見ると全くオリンピックに間に合ってないけど・・・
間に合ったとしてもオリンピックは東京だしこの区間要らないよね?
ところでいくらかかるの?
ほとんどの航程がトンネルと聞いたけど・・・
体によくないものとか出ていないの?
まぁそんなわけで私はどちらかといえば否定派なわけ。
■「リニアモーターカー」の由来
リニアモーターカーとはリニアモーターで駆動する車両全般を指します。
その名前については「linear motion (直線運動)」の「直線」という意味からきている和製英語なのだそう。
モーターとは通常「円運動」で回転しますがこの円的な運動を直線的に運動にかえたのが、「リニア」のモータというわけです。
と書きながら文系の私にはちんぷんかんぷん。
超電導リニアの最初の開発者であった京谷好泰さんが名付けたといわれています。
でもなぜ今リニアーターカーなのでしょうか。素朴な疑問です。
歴史を調べてみると日本では1970年に開催された大阪万博においてリニアモーターカーの模型が展示されたのがその登場のよう。
初の営業運転は1989年の横浜博覧会におけるYES’89線だといいます。
さてざっと見積もっても30年。
その間リニアモーターカーはどのように扱われていたのでしょう。
我々人類の最近の歴史では万博とオリンピックが開かれると劇的な経済発展を向かえ飛躍的に経済が持ち上がるといったイメージがあります。
落ち込んだ日本経済に明るい火をともした東京オリンピック。
七年後にはどのような東京を見せてくれるのでしょうか。
国立競技場のデザインにも賛否両論が沸き起こっています。
実現可能なのか、それとも絵に描いた餅なのか。
最初に取り組むべきは首都高速の渋滞緩和ではないのかと思うのは私だけではないはずです。
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