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「ごり押し」 の由来
「ゴリ押し」の「ゴリ」の由来って何?
いつも使っていながらふと疑問に思い、それはもちろん「ゴリ」がカタカナなんだからゴリラに決まってるだろと勝手に思い込んでいたのですが、調べてみるとそれは大きな大きな誤り。
ごり押しは二つの説があるようです。(ここからは平仮名表記)
一つ目はなんと、「ごり」とは川魚だという説、というか事実。
魚のごり(鮴)を捕らえる方法を「ごり押し」というのだそうです。
ごりは、渓流に住んでいますが鮎や岩魚のように音や動きに敏感な魚ではないのだとか。
だからその漁の仕方も変わっていて、川底にむしろを敷きそこへごりを追い詰めてむしろごと持ち上げると・・・
このようにかなり強引豪快なのだそう。
よくみれば魚へんに休む、その漢字からしてものんびりやさんのようですね。
もう一つは距離感のお話。「ごり」とは五里のことで距離にして五里くらいを一押しするからという説。
これを真似たのが、「ごり押し商法」で、なにがんなでもと、消費者にごり押しするやり方です。
そのような無理押しごり押し商法を考えると確かに、近すぎる、無理に寄せてくる感じがその由来となってもおかしくない気がしますね。
他にも、無理な動作を表現する擬音語のゴリゴリから由来とするといった説もありますが上記二つが有力と考えて間違いないでしょう。
「ゴリラがいきなり接近した感じ」といった説はもちろんありませんでしたので悪しからず。
「ごり押し」とは、物事を強引に押し進めること。無理押しすること。
できればそのようなやり方は避けたいものですね。
今、私はある問題を抱えています。
それは公務員さんがお仕事を怠っているというお話。
給料が安いとはいえ安定していて社会的信用が高く、不祥事を起しても法律が守ってくれて名前も出ないような特権階級。
しかも首が無いというのが彼らを甘やかしている気がします。
要は図太く図々しければ仕事などしなくてもやっていけてしまうのです。
もちろん全員がそのような方ではありませんが・・・中にはいらっしゃるのです。
どのようにまともな仕事をしていただくか、それが私の今の悩み。
友人や同僚から声をかけていただくという懐柔策を主に用いていますが、それでも埒が明かない場合はどうするか?
県とか国とか大きな権力はあまり使いたくありませんが・・・それってやはりごり押しですよね?
やる気って本人にしかコントロールできないものだと思うので難しいものです。
圧力でも一時はどうにかなるかもしれませんが、継続は不可能でしょう。
できればいわゆる「ごり押し」は使いたくないのが本音。だから悩みます。
誰でも好きで「ごり押し」なんてしないですよね。
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