「ADSL(エーディーエスエル)」 の由来
何が何だかその仕組みはわからないけど、早いとか楽とか割引なんて言葉にひかれて新しいものに飛びつく。
そんなのでいいのか?なんて疑問を持ちながらも使ってみるとストレスも少なく快適でいつのまにかどのようにそのサービスが提供されているのかなんて疑問を持つことすらばからしくなったり。
そんなわけで、光回線となり快適でなんのストレスも無くなった私は今日、満を持してADSLについて調べてみる。
■「ADSL」とは
「Asymmetric Digital Subscriber Line」その頭文字を略したのがADSL。
asymmetric digital subscriber lineとは非対称デジタル加入者線という意味で、「非対称」は下り速度と上り速度が異なることに由来するのだという。
ユーザ側から見てダウンロードに相当する電話局から利用者方向(通常下りという)の通信速度は1.5~約50Mbps、その逆のアップロードにあたる利用者から電話局方向(通常上りという)の通信速度は0.5~約12Mbps。
そうでした。
確か加入するときにそんな説明を受けて気がします。
そんなの当たり前かなと思っていたし、加入するのがだいぶ遅かった私は、今よりはましになるのだから特に速度は気にしないと答えたのを覚えています。
またもう一つの特徴は、データ通信を音声信号で使用しない高周波数帯を利用するため、電話とインターネットが同時に使えるという利点。
まぁこれは今なら当然ですかね。
ADSLはxDSL技術(電話線を用いて高速デジタルデータ通信を実現する技術の総称)の中で最初に実用化されたものだそうで、既に一般家庭に広く普及している電話線を使うために手間がかからず、しかもお手ごろな料金設定で高速なインターネット接続環境を提供できる技術として急速に普及していったのでした。
ADSLはアメリカで一気に普及しましたが、同じ頃日本では電話回線を管理するNTT東日本・西日本がISDNとの混信を理由に受け入れを拒んでいたといいます。
まぁいわゆる既得権なのでしょう。
そして現在は徐々に光ファイバーやCATVを利用したより高速な通信技術に取って代わられつつあるますよね。
私が入れるくらいなので世間では相当普及しているはずです。
「光だよ、光。これ以上早くなるわけ無いだろ。」そんなことを友人が話していましたが、私はまだまだ早くなるのではと期待しています。
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