「ウナギ」 の由来

同名の映画があるよね。
とても素晴らしい作品である。
皆さんにも是非見て欲しい。

最近価格が高騰している。
高い高すぎる!買えない。

吉野家ではドンブリが始まった。牛肉やに置かれている事に疑問を感じたが最近妙に高齢者の利用が目立つことを思い出してみるとどうやら作戦は成功のようだ。

先日お惣菜屋で弁当を発見した。
ご飯の三分の一ほどの大きさのブツがのった物だ。
ところが!値段は吉野家と同等。
それだと吉野家に行く気がするのは俺だけだろうか?

まぁ何にしろ、どこに行っても高い。
仕方が無いから回転寿司の一貫を食した。
丑の日が近いが今年はこれで我慢しよう。
ところで魚なのになんで「うし」なのだろうか・・・

それについては別の機会に調べるということで。

そんなわけで今日の由来は「ウナギ」。
あ~食べるのもいいけど一度でいいから釣ってみたい。

ウナギの歴史は大変古く、奈良時代の「万葉集」に「武奈伎」として見えるのが初出だとか。
この字をみていただけばお分かりのように、平安後期頃まではウナギのことを「ムナギ」と呼んでいたらしい。
その由来は家屋の「棟木(むなぎ)」からきたというのが有力とされている。
丸くて細長いその見た目を喩えて名づけられたらしい。
他にも胸が黄色いことから「胸黄(むなぎ)」とか、料理の際に胸を開くことから「むなびらき」が転じてムナギであるとか、ナギを「ナガ(長)」と結び付けて「ム(身)ナギ(長)」としたなど諸説が存在するそうだが、いまだに定説と言えるものはないとのこと。

「ウナギ」という語形は院政期になって登場、その後は「ウナギ」で定着していき現代に繋がっている。
ではなぜ「ウ」になったのかと言うとよく分かっていないようだが一つ面白い説を見つけた。

それは鵜飼の「鵜」が食べるのに難儀するからというもの。

「鵜が難儀」から「ウナギ」と。
そんなはずはないと思うけど、すごく分かりやすくて面白かったので取り上げてみたよ。
鵜飼って食べずに咽喉に溜め込んで吐き出させる漁法だよね?

ウナギってツルツルするけど・・・
そうか!噛まずに丸呑みしちゃうのか!
そりゃなんぎかもしれまへんもす。




著者: tossie
居住地域:北関東 年齢:70年代生まれ 趣味:釣り、散策 言葉の由来を調べています。言語学者とか研究家ではありません。 ただの一般人です。記事は仕事の合間に書いてます。 プロフィール詳細 Twitterでフォロー

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