「芝海老(シバエビ)」 の由来

ホテルやレストランでの偽装が問題になった2013年。
それらのニュースをみると、ほとほとあきれるばかり。
意図してやっていたようにしかみえないとは国民すべての声だろう。
ただそこには、だいたいそんなものじゃないという意見も含まれるわけだが。

更には、最初に偽装が発覚した人だけ貧乏くじで可哀想といった同情も聞こえてきそう。
だってその後に続けて出るは出るは偽装の山、山、やま。

■「芝海老」の由来

偽装の発覚するものには一つの共通点がみられるのは明白。
それは、高級食材であるという点だ。
高いものだからその分経費の削減になる、そう考えると分かりやすい。

いやまて、偽装を意図してやっているというった認識はまずい。
そもそも我々はその高級食材が一体どういったものなのかを知らないことの方がおかしい。

例えば芝海老。
同じクルマエビ科のバナメイエビが「誤表示」で調理販売されていたわけだがどのくらいの人がその違いを説明できるだろうか?

しいていうなら、芝海老=国産だから高級
バナメイエビ=外国っぽいから安価くらいの感想しかない。

その芝海老、国産というのは間違いないわけだがそもそもシバエビという和名はかつて東京は芝浦で多く漁獲されたことからその名前が来ているというのだ。
もちろん、その東京湾の芝浦では芝海老は埋立、汚染、漁獲過多などが重なったことで20世紀後半頃には殆ど漁獲することができなくなった。
そのことからも芝海老という言葉を使うことに疑問を持ったりするわけ。

もちろんそこにもし海老がいたとしても、東京湾の海老なわけでなんとなく敬遠したくなるのは私だけだろうか?
そこにきて、バナメイエビ。
発育もよく病気にも強いといわれている。つまり養殖に最適というわけ。
そういったことからも価格が安くなるのは当然で我々のよく知るブラックタイガーさんも近年は押されつつあるようだ。

こうしてみると何が正しいのだろうか?という疑問が自然と沸き起こってくる。
身内に伊勢海老に精通している人物がおり、我が家ではよく届くのだが私はそのブツがそれほど美味しいと思わないので特に食べたいとは思わない。
いくら高いといわれてもそれほど気乗りがしなく、粗末にするなと怒られることにも納得がいかない。
だけど偽装のような形でだまされるのも癪に障る。
答えの出ない永遠のテーマかもしれない。



著者: tossie
居住地域:北関東 年齢:70年代生まれ 趣味:釣り、散策 言葉の由来を調べています。言語学者とか研究家ではありません。 ただの一般人です。記事は仕事の合間に書いてます。 プロフィール詳細 Twitterでフォロー

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