「エポック社」 の由来
エポック社といえばやはり野球盤!そんなの当然だろうという暴論が飛んできそうである。
エポック社設立は昭和33年頃。
当時の日本には漢字や平仮名の社名が多かったそうだが、「エポック「epoch(画期的な、新紀元)」メイキングなことをしたい!」
つまり流行を先取りするような仕事をしたいという想いを反映させて「エポック社」という社名となったのだそうです。
さて今日の本題はここから。(書きたいことはここから)
それはエポック社が発売するシルバニアファミリーについて。
シルバニアファミリー(Sylvanian Families)とはドールハウスのこと。
1985年3月20日に発売を開始し、それ以来同社の主力商品としてロングヒット。
それまで日本ではなじみの薄かったドールハウスを紹介するために、人形を子供に人気のある動物の一家に置き換えて発売したのがその勝因らしい。
2006年末時点で、累計で約7800万体が販売されているというからいづれは日本の人口を超えることだろう。
総称として現在は通称「シルバニアファミリー」と呼ばれているが、発売当初の正式名称なんと「森のゆかいな仲間たち エポック社 システム・コレクション・アニマルトーイ・シルバニアファミリー」という脅威ともいえるような長い名前。
1987年前後にはシルバニアファミリーブランドの米国・欧州市場での拡販とプロモーションを兼ねてアニメも制作されたが、何社かの合作とのことで必ずしもエポック社が意図した世界観を反映した作品ではないとのこと。
兎に角、この年になって気づいたのですがシルバニアの女性が意外に多いらしい。
男が昔買えなかったガンプラを大きくなってから大人買いするように女の子ができると高価なシルバニアドールハウスを大人買いするママが多いのだそう。
シルバニアファミリーの人気の秘密というものを手に入れたさ。
ものがたり 家族だんらん かわいらしさ ほんものらしさ 遊び方いっぱい やさしさ
ここはたぶん大切。
シルバニアファミリーの類似作品がいくつかあったらしい。
タカラの「3年2組のなかまたち」、東映動画「メイプルタウン物語」からきたバンダイのドールハウス「メイプルフレンド」シリーズなどなど。
しかしいずれもシルバニアファミリーのシェアを崩す事はできず、数年で撤退を余儀なくされる。
それでもバンダイは怯むことなくサンリオのライセンスを得てハローキティのドールハウスを発売。
それでも牙城を崩すことは出来なかったようだ。
男は男で熾烈な争いがあったのですが、女は女の熱き戦いがあったのですね。
全く知らなかったよ。
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