「りそな銀行」 の由来

今日はまったくお取引のない会社の由来。「りそな銀行」
でもこういっては何ですが、銀行にありがちなお堅いイメージがないので個人的には好印象ですね。
なんとなくお茶を飲みに立ち寄っても大丈夫なのではないかというくらい柔らかいイメージ。(を勝手に持つ)
あのイメージカラーのせい?
もしや合併三行の頭文字?それも今のところ不明。
もちろんどことどこが合併したのかも不明。
(過去にお取引があったかもしれませんが・・)
私はそれほどお金を転がす人生ではないのでこれからもお取引もなければ情報も必要ないかもしれませんが、遠い未来において孫が事故を起こした際の賠償金の入金などで必要になるかもしれないので今日はリサーチしてみます。

りそなグループの様々な情報

結論から書くと、「りそな」は、ラテン語で「Resona=共鳴する、響きわたる」という意味からなのだそうです。(動詞 resono の二人称単数命令法現在形)
ひらがなからは想像できない事実ですね。
(resona をラテン語読みすれば「レソナ」であり、「りそな」は英語読みしたものらしい)
会社にとってもっとも大切なものは、お客さまの声。
「お客さまの声に耳を傾け、共鳴し、響き合いながら、お客さまとの間に揺るぎない絆を築いていこう」という思いからこのネーミングになったのだそうです。
これは本当に大切なことですね。
特に日本の金融機関は私のような弱者に厳しい気がします。
絆、信頼は大切です。困ったときはお互い様。
またシンボルマークは、2つのRをモチーフとしているそうで、そのRは、「りそな(Resona)」と「地域(Regional)」が共鳴し合う様子だそうです。
地域がRegionalってのは、はじめて聞きました。(これもラテン語なのだろうか)
全体を囲む正円は「安心感」「信頼感」を表現し、地域のお客さまと互いに触れ合い、感じ合い、理解し合う中から生まれる信頼関係を大切にしていくという思いをシンボルマークに込めたそうです。
ちょいとだけ日本競馬会JRAに似ているけど・・
更にグリーンとオレンジのグループカラーは、グリーンは、「やさしさ」「透明」等を、オレンジは「親しみやすさ」「暖かさ」等を表すそうです。
立ち寄るとお茶が出るなんてことはもちろんありません。笑

りそなの歴史

りそなグループは、金融持株会社りそなホールディングスの傘下に3つの銀行(りそな銀行、埼玉りそな銀行、近畿大阪銀行)を有する金融グループだそうです。
かつての大和銀行とあさひ銀行との合併により誕生したそうです。
ということはそれほど大手ではないのですね。
確かに埼玉近郊に行くとよく見る気がします。
(本店は大阪。大阪営業部は旧大和銀行本店。現存する都市銀行で唯一東京以外に本店を構える銀行。2008年時点)
それでも連結総資産はメガバンクに次ぐ4位で、41兆230億円(2010年4月現在)だそうです。
なんて書いといてなんですが、合併前の二銀行について、
Mさん「あさひ銀行見て下さいよ。なんで大和と一緒になるったら、もうこのまま行ったら3月潰れますよ。あの銀行。極端に言ったら。」
Tさん「ちょっと待って下さい。大和銀行とあさひ銀行と言ったら、言っちゃ悪いけどね、両方とも良くない銀行。良くない銀行が集まって良くなるの?」
なんて会話がテレビ朝日で放送されて問題になったのだそうです。
それが現実のものとなって?
政府による、総額1兆9660億円の公的資金注入(正確には預金保険機構による株式取得)。
りそな銀行は事実上国有化されたのでした。

不思議なのもので私が目を付けた会社は倒産していたり、焦げ付いていたり・・
いかに自分が経済に疎いのかを思い知らされますね。
とりあえず・・歴史を見てもやはり過去にお取引はありませんでした。
だから何も知らなかったのですと言い分けさせてください。




著者: tossie
居住地域:北関東 年齢:70年代生まれ 趣味:釣り、散策 言葉の由来を調べています。言語学者とか研究家ではありません。 ただの一般人です。記事は仕事の合間に書いてます。 プロフィール詳細 Twitterでフォロー

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