「がーまるちょば」 の由来
新聞の半ページを用いた巨大な広告。
この人たちのパフォーマンスはいつか見てみたいと思っていた。
そこには50公演以上が記載されているが、最寄の場所が見つからない。
あれ、ちょっと待てよ・・・ 東京ばかりじゃないか! よ~くみるとこう書かれている。
がーまるちょば 東京 JACK 東京都が笑いに転げる!*
■がーまるちょばの由来
がーまるちょばとは、日本のサイレントコメディー・デュオ。
ユニークな表現力を駆使し卓越したパントマイム技術で魅せる。
その活動は日本だけに留まらず、2004年、2005年には世界最大級の演劇祭であるイギリスの「エジンバラ・フェスティバル・フリンジ」で連続受賞という快挙を成し遂げた。
2007年には「News week 日本版」で「世界が尊敬する日本人100人」に選出。
我々がその名前に慣れないのも、彼らの活動範囲が世界であるからに他ならない。
言葉を一切用いないパントマイムを主体とした自らの芸を彼らは「サイレントコメディー」と称する。
日本ではそういった表現法がいまいち伝わり辛いのか、外国ほどの評価を得てこなかったが今回は身近な場所で生で見れると言うことで是非とも足を運びたいものである。
ただ、すでに売り切れ会場もあるようなので迅速な行動が要求されるよう。
さて、その一度聞いたら忘れられないインパクトを持ちながらやや覚えるのが難解な名前についてだが、実はこれはグルジア語なのだという。
本人達のインタビューによると、ドイツのインターナショナルフェスティバルに招待されたときのこと。
共に出演していたグルジアの子どもたちから覚えた言葉が「が~まるちょば」だったのだそうだ。
「が~まるちょば」はグルジア語で「こんにちは」を意味する。
よくありますよね。外国で他の言葉がわからない時に覚えた同じ言葉を連発してしまうこと。
もちろんそれは自分達に悪気は無く、交流したいのだけれど言葉が分からなくてごめんなさいって意味から来ているのだろう。
彼らもその時全く言葉が分からなかったので、挨拶からおいしいまですべてを「が~まるちょば」で通してコミュニケーションをはかったというわけ。
すると自ずと周りが、この人たちの名前はがーまるちょばだみたいな雰囲気になって・・・
その状況に当人達も決して悪い気がしなかったようだ。
そんなことがあって他にもいくつかの候補があったにも関らずコンビ名ががーまるちょばに決まったそうな。
それでも平仮名表記とのことで、これって日本人の埃?みたいに悪い気がしなかったのだけれどもちろん英語表記のGAMARJOBATや???な感じで*?????????* なんて表記もあるようです。
これってグルジア語??一見の価値ありです!
案山子 - 2019年1月10日, 8:03 AM
映画鑑賞、が~まるちょば?
面白そうなストーリーなので「葡萄畑に帰ろう」を見に行きました。ストーリー以外は学習しませんでした。日本酒の字幕付き。セリフが聞いたことがない言語。所々の出会いのシーンでなんとなく聞いた会話が。どうも、ガマルチョバではないか?なんとなく意味が分かりかけました。終わってから調べてみると制作した国がグルジアとある。webで調べてみるとこのサイトに。有り難うございます。