「ネピア」 の由来

これがないと生きていけない人も多いのではないでしょうか。
あなたは一日何枚使いますか?
今日はティッシュにまつわるお話。

最初はテッシュについて調べるはずだったのですが、案の定外来語で、意味はそのまんま。
フランス語で「tissu」、意味は帯・布とのこと。
会社によっては「ティッシュ」でなく「ティシュー」であったりすることはありますが、それほどの違いはないと思われます。
では会社名には何か特別な由来はないだろうか。
ということで調べてみました。

正直そんなこと普段はあまり気にしないですよね。
私の場合はだいたい薬局の山積みの中のお買い得品で量の多いものを購入いたします。
調べてみると主要メーカーが三つ出てきました。
ネピア・クリネックス・エリエール

その中でネピアを取り上げてみます。
「ネピアはユニセフを支援します」が決め手です。社会貢献度?
ネピアは正式には王子ネピア株式会社というそうです。
王子といえばやはり製紙からなのでしょう。
株主は王子製紙株式会社で持ち株100%非上場ということ。やはりそうでした。

ネピアはブランド名。
本社は東京都中央区銀座。
製品名は、ティッシュ、キッチンペーパー、トイレットぺーパーのネピアを中心として妹分のブランドであるネピネピ、ベビー用はネピア GENKI!、介護用にはネピアテンダー、高級保湿ティッシュはネピア 鼻セレブ といったように「ネピア」を基本としたユニークな名前が付けられています。
設立は1971年、当時の名前は王子ティッシュ販売株式会社でした。
1987年、株式会社ネピアに社名を変更。
2003年、ホクシーと合併・王子製紙家庭紙カンパニーを統合し、王子ネピア株式会社に社名変更、 現在に至る。
王子製紙が全額出資して、創業100周年事業としてティッシュペーパー、トイレットペーパーなどの家庭用紙事業に進出するために1971年に王子ティッシュ販売株式会社を設立しました。
その際に、商標をどうするかが問題になったそうです。
語呂がよくて覚えてもらいやすい名前はすでに商標登録されていたりでなかなかよい名前がみつからなかったとか。
ネピアはどこからきたのでしょうか?

王子製紙がニュージーランドのネピア(Napier)という町でパルプ事業に乗り出していました。
そこで、その地名ネピア(nepia)から由来しているそうです。
以外に普通でしたね。
公平でないので他社の由来も追記いたします。

「エリエール」の由来
「elle:仏語で女性」「air:仏語で風」の造語で、『風の妖精』を意味するそうです。

「クリネックス」の由来
清潔と言うイメージで、クリーン(Clean)にexを付けた物が採用されたそうです。
当時、商品名の最後にxを付けるのが流行っていたので、それに便乗したとか。
最初の案ではそのまま「Cleanex」だったが、キンバリー社はKで始まることから、CをKに差し替えようと意見が出て最終的に「Kleenex」になったそう。
ネピアを調べてからなんですが、個人的にはティッシュのイメージから「風の妖精」が爽やかでいい感じです。




著者: tossie
居住地域:北関東 年齢:70年代生まれ 趣味:釣り、散策 言葉の由来を調べています。言語学者とか研究家ではありません。 ただの一般人です。記事は仕事の合間に書いてます。 プロフィール詳細 Twitterでフォロー

1コメント

  1. まり - 2015年5月16日, 11:04 PM Reply

    ネピア数は関係ないのですね。。。

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