「ビオレ」 の由来
成人した後のニキビは大変。
確かに肌艶が弱まり治りも遅くなるのと同時に、いい年してなにできてるの?的な社会の視線もあるから、そのように呼ばれるのでしょう。
一般にニキビという語は青年の顔面に発生するものをいい、それ以外のものは吹き出物(ふきでもの)ということが多いとのことです。
私は年代別、例えば高校生くらいは男女問わず顔にできるとニキビでそれ以上の年代は吹き出物であると認識していたが若干違っていたようですね。
ニキビは、毛穴がホルモンと細菌と皮脂の相互作用によって炎症を起こすことでできます。
皮脂を分泌する毛穴が詰まるところから始まるので皮脂が多く分泌される部位にできやすい。
そこで登場するのが洗顔料。今日の由来は「ビオレ」いってみます。
■ビオレの由来
ビオレは、花王が展開する洗顔料・基礎化粧品を中心とした化粧品ブランド。
関連製品として、ボディソープの「ビオレu」や男性向けの「メンズビオレ」があります。
当初は洗顔料や基礎化粧品としてのシリーズでしたが、ボディソープ展開以降は洗面から入浴という生活の中のリフレッシュないしリラックスタイムを彩る製品構成となっているようです。
「Biore」の由来は、「Bios」+「Ore」という2つのギリシャ語の単語から。
満ち足りた(Ore)生活(Bios)を意味しているのだそう。
お肌の調子がいいと、前向きで充実した満ち足りた生活が得られるといったメッセージが込められているそうです。
確かに肌には自身の健康状態が表れます。
不規則な生活やバランスの保たれない精神状況、その他様々な条件で狂った体のチューニングが出てくるのが肌です。
肌の調子が悪くなると更に、外に出るのが億劫になったり食生活にも変化が求められ、その束縛がストレスに変わり悪循環が発生したりします。
私も学生時代のニキビは悩みの種でした。
見た目の悪いニキビはその存在だけでストレスを生み出します。
膨れ上がるとそれが更に気になりだし、潰してもまた膨れてきたり消えた後も痕が残ったりと全くいいことがありません。
とにかく清潔を保つ。
その為には洗顔・洗顔・洗顔。
もちろん気持ちの面が大きいので、それほどすぐに効果が現れるといったことはありません。
ニキビというのも時が過ぎれば自ずと消えてゆきます。
青春期の、思春期の、体の成長期の特徴であるからです。
それでも、男性でも洗顔料を使うというきっかけにはいいものです。
男性でも買いやすい美容商品がそこにあるというのも有難いもの。
学生時代衝撃的であったのは友人宅でみつけた、「毛穴すっきりパック」でした。
お前そんなの使っているのと数人で馬鹿笑いしたものでしたが、数分後には使い方講座にはや代わり。
女性のように顔に白いパックを塗りこみ、乾いた後にそれを剥がします。
するとどうでしょう。白の中に毛やらゴミやら角栓やら?が付着してきて確かに黒ずみとして目に見える形で取れるのです。
美容というよりも、そんなに汚れていたのかという驚きの方が大きかったものです。
自らも購入しましたが、一本使い切る前に飽きてそのままゴミ箱へ。
それでもその貴重な体験は今でも忘れられない思い出です。
男性が、眉毛を整えたり整髪料を塗り込んだりといった過度な美容は私は受け入れられない世代となってしまいました。
しかし、それなりのエチケット気にするという行為は必要ではないかと考えます。
清潔感程度は男性も持ち合わせたいものですね。
最近のコメント