「カツアゲ」 の由来
同級生同士集まったときに「カツアゲ」されたことあるか?って話になった。
驚いたことにその場にいた半数以上が経験者だった。
詳しく話を聞いてみると小学校から中学校のころにされた人が多かったようで、しかも、高校の近くに住む人に断然多いという結果が表れた。
我々の通っていた学校の近くには高校もあって、どうやら校内を近道などしようものならつかまるというのが定番らしい。
つまり高校生に拉致られるわけだ。
「金もってね~か?」
「ありません。持っていません。」
「じぁ~ジャンプしてみろ。」
ジャリン ジャリン ジャリン
そんな漫画みたいな体験を話してくれた友人もいた。
正直、私はカツアゲにあったことはない。(けど詐欺の経験はアル)
だからみんなの話に驚くと共に、大変興味深い話に聞き耳を立てていた。
■「カツアゲ」の由来
そんなあったことのない「カツアゲ」だからその由来なんて全く考えたこともなかった。
冗談に「カツ揚げ」なんて書いてみるが、被害者にしたら冗談にもならない。
なんせ立派な犯罪なのだからね。
「カツアゲ」という表現は、行為者が特に10代周辺の青少年であるというのが定番。
もちろん被害者も同年代もしくは年下の年代である場合が多く(親父狩りは別ってこと)主に隠語的表現として用いられてきた言葉である。
その出所はヤクザや不良と考えられ単に「カツ」とも言うらしい。
特徴としては、通りすがりの被害者を暴力で威圧して金品を奪うことが多い。
その使い道がゲームセンターで遊ぶという目的での犯行が多いというのにも驚き。
そういえばあの高校の入り口から100メートルほどの場所にゲーセンがあった気がする。
今は潰れてないけど、、
「カツアゲ」は漢字で喝上げと書き、 カツアゲの「カツ」は「恐喝」の上略、「アゲ」は、金銭を巻き上げる「の「上げ」。
喝上げで、おどしあげること。おどしつけることなるわけ。
実は今日の新聞の見出しで、「喝あげ」という文字を見つけ正直何のことを書いているのか少し判別がつかなくて頭を捻ってしまった。
そこで、そうか!「恐喝、恫喝」するから「カツ!アゲ」なわけかと妙に納得してしまった。
だから由来を調べて確認できたわけだけど・・・
皆さんはご存知でしたか?
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