「テトラポッド」 の由来
「テトラポッド」 の由来についてまとめたエッセイです。由来だけ手っ取り早く知りたい人は下のほうまで飛ばして読んでね。
口触りがよくて意味もなく言葉にしたくなる単語ってみなさんはありませんか?
私の好きな単語は次の二つ。
メトロノームとテトラポッド。
前者はカチカチカチってあれで、後者はザザ~ってくる場所のガチってやつ。
そんなんではわからないと?そんな方は一般的な検索サイトをご覧ください。
単体でも十分心地いいのですが、二つを続けて読むと更に心地いいということに今日気が付いて、一日訳も意味もなく連呼していました。
きっと変な人。
ただ由来を取り上げるのに、なんの関連も共通項もない二つを並べるのは無理がある・・・
ということで今日は勝手にその大きさから、メインをテトラとしサブをメトロとさせていただきます。
さてサブカルチャーであるメトロノームはオランダ人のヴィンケルさんによって開発されました。
その後、ドイツ人のヨハン・ネーポルク・メルツェルさんの手が加えられ実用化。
メトロノームというネーミングは実は彼の造語だといます。
やっぱりなんとなく口触りがよかったからなのかな~~。そんなわけないか。
■「テトラポッド」の由来
さてお次はメインデッシュのテトラポッドですが、
実はこれは商品名で本当は消波ブロック(しょうはブロック)とか波消しブロック(なみけしブロック)といった名前があります。
「テトラポッド (tetrapod)」のテトラとは会社名。
ポッド(POD)とは足のことで「テトラポッド」のあの四本の足を指します。
そのため、海岸や河川に設置されているブロックを指して「テトラポッド」と呼ぶことは誤り。
だからNHKはじめ民法各社では絶対に表記しないといいます。
会社の宣伝になってしまうからですね。
あるミュージシャンの楽曲の歌詞に、たまたまこのテトラポッドに似た表記があり問題になったという話があります。
さてその曲が紅白歌合戦で歌われることになりました。
そこにもNGがかかりそうになったという逸話があるのだとか。
そんなことしたら逆に宣伝になると思うのですがどうなのでしょう。
実際にはスッタモンダノ末、いつも通り歌われたということ。
今日立ち読みした週刊誌に「テレビがつまらなくて視聴率が伸びない」といった記事を見つけました。
もちろんネットに押されているわけですが、つまらなくしている理由の一つにこういった規制があげられていました。
確かに番組に集中しているのにそういったものをわざと隠そうとするモザイクや出演者のアドリブは見苦しく感じます。
馴染みが深いのなら大きくテトラポッドと言っちゃいましょうよ。
認知されるほど売れているのだからいいじゃ~あ~りませんか。
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