「バカリズム」 の由来
お笑いは異種格闘技、そう思わざるをえない。
例えば人数、ピンかコンビかトリオか。
これだけでも大きな違い。一人一人の活き方も違ってくる。
コンビで相方がいないと喋らない芸人が意外に多いこともそれを象徴している。
逆にピンだと自分のやりたいことを存分に発揮できるのでノビノビしている芸人さんというのも時々眼にする。
ピンはすべてを自分でこなす為にネタ作りという基本がないとできない。
人気者の芸人さんを支えているのは意外にも目立たない相方だったという驚きを何度覚えたことか。
さて先ほど私がみていたのはイッポングランプリという番組。
お題に対して横並びの芸人5人ほどが早押しで回答を次々に発射してゆく。
残りのブロックの芸人達がその回答をみて票を投じて満点で一本、何本取れるかを争うというもの。
この形式のスペシャリストを発見した。
バカリズムだ。
■「バカリズム」の由来
バカリズム本名、升野 英知(ますのひでとも)さん。たぶんピン芸人。
マセキ芸能社所属でお笑いの他にナレーター、俳優、脚本家、作詞家とマルチな才能を発揮。
実はバカリズムという芸名は、元々は1995年から2005年まで活動していたお笑いコンビの名称。
ちなみに相方は松下 敏宏(まつした としひろ)さんという人。
コンビ解消後、升野さんがコンビ名をそのままピン芸人の芸名として引き継ぎ、現在のバカリズムとなりました。
こういったケースはあまりみられないそうで、例えば同じように解散してピンとなった
ビビる大木さんやカンニング竹山さんのように「元のコンビ名+苗字」となるのが主流である。
だから本来「バカリズム升野」となるはずだが升野さんは「バカリズム升野」ではなく、「バカリズム」を選んだ。
理由は簡単で、芸名を変更すると芸歴がリセットされ、お笑いライブでは新人扱いとなり再びオーディションから参加しなければならなくなるからだそう。
言い逃れというべきなのか、でも当の本人は「バカリズムというユニットを今は1人でやっている」と話しているとか。
「バカリズム」に新メンバーが加入する可能性は否定していないそうで何回か期間限定で女性を迎えいれたことがあるらしい。(ちなみに俳優業では本名になる)
どうにも上手い。
特に下ネタがらみが上手い。絵も上手い。笑顔もいい。ベタぼれ。
だけどその評価はイッポングランプリという枠組みの中でのお話。
でも更なる活躍を期待しているぞい。
柿 - 2014年11月4日, 10:03 AM
全然「由来」説明されてないんですけど…
マカリスモス - 2021年2月17日, 11:28 AM
どうして「バカリズム」なの?知りたい。