「帳尻を合わせる」 の由来
ある飲食店の知人に頼みごとをした。
若干無茶なお願いだったにも関わらず了承いただき、当日を迎えた。
無事に終えたわけだが、後日裏方の友人から嬉しくない話が届いた。
どうやらお願いしたものと違う食材が使われたらしいという話。
高級な材料をこちらで納めるかわりに安く提供いただくという話だったのだが、どうやらその食材を懐に入れ、店の在庫を使い切ったという内容だった。
悪いことは出来ないとはこのこと。
提供されたものを食べた人の中に有名料理店のオーナーである知人がいた。
その方が友人に伝えていったらしい。
イベントは無事に終わったのだがなんだかものすごく後味が悪かった。
それからというもの、その飲食店の方から執拗にコンタクトがある。
SNSでコメントが多かったり、私の関わるプロジェクトを無理に取り上げたり。
少し有難迷惑でただの帳尻を合わせにしか感じない。
信用というのはお金では買えないわけで、それを信じてお願いした相手に裏切られたという事実は、半分はその人を信じた自分にあるわけだがその後の自分の在り方に若干悩む。
■「帳尻を合わせる」の由来
なるほど!帳尻を合わせるとは、帳簿の尻(最後の部分)をあわせることなのだそう。
収入と支出の最終計算が合うようにするということからきています。
ただし、マイナスの穴埋めをゼロもしくはプラスにすることに用いるのであって予算が余ったから消費するといった場合には用いないのだそう。
また、もともとがマイナスであることからあまりいい方法で穴埋めするというケースは少ないわけで博奕で稼ごうとしたり、悪い方面から金をかき集めたり・・・
どうにか穴を埋めることに成功したといった状況で用いることが多いようですね。
忘れようにも忘れられない。
その帳尻を合わせを露骨にできるのは、相手の誠意の表れなのかもしれないけどそれならその時にちゃんとした仕事をしてほしかったというのが本音。
どうにも納得が出来ない。わからなければそれでよかったのか。
食品業界での偽装とはやはり当然、必然なのだろうか。
やはりまだ消化しきれないし、いくら帳尻を合わせをされても納得がいかない。
和兎 - 2014年12月12日, 12:53 PM
最近仕事で納期より早く出来た作業がありました。それを予定日より早く納品されたので理由を聞くと「他の作業者の仕事が遅れて間に合わないので帳尻あわせに出した」と言われました。
言葉のイメージが良くなかったので意味合いを調べたところ、ここが一番納得いく解説でした。やはりあまりいい意味ではないですよね。
主の耳は聖者 - 2017年12月5日, 3:38 AM
誠意あったら謝るでしょ
話を聞いてると主さんは罪滅ぼしとか穴埋め、と言う意味で使ってるように聞こえるんですけど
帳尻合わせて、相手がいる場合、基本自分本位で、嘘とかで整合性生んでるイメージですよね
つまり言いたいことは穴埋めと言う意味は間違ってると思うんですよ