「箒(ほうき)」 の由来

家の中の掃除はもちろん掃除機を使用する家庭が多いことだろう。
最近は更に勝手にお掃除をしてくれるロボットがあるのだとか・・・
確かルンバとか。
一度現物を見ましたがなかなかかわいいものです。

しかし、外掃除と言えばやはり主役はほうきでしょう。
ブロワーなどの外用掃除機械もあることは知っていますが大目に見てくださいね。
先日買いに行く機会がありホームセンターへ向かい、いくつかの商品の中から選んで三本買って帰るとみんなから大ブーイング。
重いとか壊れるとか使いずらいとか、ほんと遠慮なく言い放題。
その中の一人年配の女性に聞くと、長い目で見ると値段は高くても日本製が一番なのだとか。
竹だし、なんとなくイメージから中国製の安いものでいいと思ったのですがこれほど責められるとはとほほほほ。

■「箒(ほうき)」の由来

箒(ほうき)とは、植物の枝や繊維などを束ねたものを棒の先につけたブラシ、または大型の筆状や刷毛状を呈し(筆でいう平筆状)、それにより床面や庭などの塵やごみを掃くもの。
大きさや材質には種々なものがあるといいます。
日本では用いられるのは竹やホウキギが一般的ですが、よその国では基本的な構造は一緒ながら用いられる材質が異なる場合があるようです。

日本の伝統的な形状のものは和箒(わぼうき)と呼びます。
現存する最古の箒は、古墳時代中期だから5世紀後半のものといわれている。
ただそれは小枝を束ねた「箒状のもの」であり、清掃用具として用いられたかどうかは不明。

「箒」の漢字は古事記の中にも「玉箒」や「帚持(ははきもち)」として登場。
この「玉」の漢字は人間の魂のことを指すと考えられ、また「帚持」とは、葬列を組む際に箒を持って加わった人のことを指すという。
つまり、奈良時代における箒は、祭祀用の道具の一つと用いられていたと考えられ宗教的な意味を持っていたのである。
それが現代でも、魂を「掃き集める」とか邪を「払う」といった民間信仰に結びついていると考えればなんとなく納得できるはず。

平安時代になると、掃き掃除の道具として使用されたことが記録に残っているという。
室町時代には更に箒売りという職業があったようなので、その一般的な普及度を証明している。
その名前については「ははき」の音が変化して「ほうき」となったと考えるのが一般的なようである。
「ははき」は、古くは鳥の羽を用いたところから「羽掃き」の意とされる。
確かに、軽くてフワフワ、持ちやすいといった条件を満たす自然界のものとしては鳥の羽は適切だ。

しかし、どうも「箒 ほうき」というその難解な時からは由来も中国を想像してしまう。
昔の中国では、棒の先端に細かい枝葉などを束ねて取り付けたもの(箒の形にしたもの)を「帚(そう)」といったらしい。
中国でもその用途は、酒をふりかけるなどして廟(びょう)の中を祓い清めるといった日本同様の宗教的意味をもっていたというから不思議だ。
見てわかるように、この字に竹を冠したものが「箒」である。
「帚(そう)」を「手」にとって廟の中を祓い清めることを「掃」といい、「掃除」の語源となったという。
やはり漢字は中国からと考えて間違いないだろう。



著者: tossie
居住地域:北関東 年齢:70年代生まれ 趣味:釣り、散策 言葉の由来を調べています。言語学者とか研究家ではありません。 ただの一般人です。記事は仕事の合間に書いてます。 プロフィール詳細 Twitterでフォロー

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