「電子レンジ」 の由来
これほど便利なものはない。
学生時代、一人で食事をとりながらいつも思っていました。
それは電子レンジ。
冷たいご飯も、買ってきた弁当も、冷めたスープもなんでもチン。
いや、「チン」と呼ぶのは私は好きではない。皆さんに分かり易いように書いただけ。
私にとってはまさに魔法の箱。
■「電子レンジ」の由来
電子レンジは英語ではマイクロウェーブ”micirowave”というのだそう。
電子は理解できますが、ではレンジはどこからきたのでしょう。
日本で最初の電子レンジの登場は1961年のこと。
発表したのは現在のシャープの前身である早川電機。
火を使わない夢の調理器として翌年には業務用を発売し、一般家庭に出回ったのはもう少し後の1966年になってから。
その名も、家庭用電子レンジ「R-600」。
その商品名「電子レンジ」が未だにその名称として残っていたのです。
ちなみに「レンジ range」の意味は、天火とこんろを備えた料理用かまどのこと。
つまり電子レンジとは、電子で調理するかまどという意味になります。
確かに意味はあっている?
さて我が家の電子レンジの一代ピンチです。
さきの震災で壊れてしまったのです。
あれほど大きな地震など想定していなかったので、安定感のない本棚を再利用した棚の上に置かれていたため
見事に半回転して叩きつけられました。
独特の重さのバランスの悪い四角い箱が一メートルの高さから落下したのです。
当然無傷ではありません。恐る恐る電源を入れる・・・入った!
温めるものもないけど、温めを押してみる。動いている!皿もまわっている!
ところが・・・中の電気がつかないではないですか。稼働していても中は真っ暗。
これでは温めすぎが黙視できないではないですか!
いやまてまて、失われたのは本来必要のない機能。
懐中電灯ででも照らせばいいし、温めすぎても出してから少し待てば問題なし。
だってこれ以上に便利な箱はないのですから。そのくらい我慢します!
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