「江頭2:50」 の由来

上半身裸に黒スパッツ姿(実はチャコット製の黒いスパッツとに黒い靴下を履いているらしい)。
毎回同じに見える黒スパッツ、実は数多くの種類があるのだとか。
更にそのスパッツの下には緑と黒のストライプのビキニパンツ通称スイカパンツを履いているらしいのだが私はその事実を私は今日初めて知ったさ。
(別にみたくもないけどね)

意外に計算高い?と思いきや、そのトラブルは数知れず。
勢いに乗ると止まることを知らないその芸風はいわゆる裸芸人?
今日の主役は声を小さく、周りには聞こえない小声で「江頭2:50」。

■「江頭2:50」の由来

その人生を少しだけ辿ってみよう。
地元佐賀県立神埼高等学校卒業後、九州産業大学経済学部経済学科に入学。
しかしわずか1週間足らずで中退する。

職を転々としながら芸人を目指して上京。ビートたけしに弟子入りしようと出待ちなどしていたらしい。
その後求人雑誌がきっかけで大川興業の試験を受け合格。
芸名を考える際、ばってん荒川に憧れて芸人を目指していたことから「バッテン江頭」と名乗る。
入社当初は「店頭公開」というコンビを組んでいたが、相方に迫ったところ逃げられてしまいその後コンタキンテと共に「男同志」というコンビを組む。

そうそう、私が初めて江頭2:50を拝見したのがこのころで確かタモリのボキャブラ天国。
ではなぜ「バッテン江頭」から「江頭2:50」に芸名を変えたかというと、理由はその酒癖の悪さから。
夜中に酒を飲んで酔いが回ると、必ずといっていいほど深夜2:50以降に暴れだすというのだ。
嘘か真か、共演者の話や楽屋の隠し撮り場面などに現れる素顔の江頭さんは、芸風とは正反対に真面目で礼儀正しい常識人らしい。
そうなんです。真面目な人間は大概酒を飲むと暴れるものなんです。(一概にはいえないけど)
深夜2:50制御不能で羽目を外す江頭さんはそうして江頭2:50と呼ばれるようになったのだ。
もちろん芸風はカメラが回るといつでも2:50ね。

もう一つどうしても勉強しておきたい項目があったので最後に紹介。
江頭さん登場の際の基本ギャグ。腰を引いて両手を出す動作には意味があったのだ。
それは、取って、入れて、出す。

これには実はルーツがあって素人時代に勤めていた旭硝子の工程のひとつなのだとか。
「ブラウン管をカバーに入れ、次の工程に渡す作業」の表現。
はじめ同僚たちはこのあまりにも奇妙な動作を笑っていたらしいのだが江頭の主張通りにやってみると・・・
なんとスピードアップが図れたのだという。
そうして人気者になった江頭さんは自分が社会に受け入れられる手段としてこのギャグをあいさつ代わりにかます・・・
のかどうかは本人に聞いてみないとわからないけどまともに話になるのかは知らないよ。




著者: tossie
居住地域:北関東 年齢:70年代生まれ 趣味:釣り、散策 言葉の由来を調べています。言語学者とか研究家ではありません。 ただの一般人です。記事は仕事の合間に書いてます。 プロフィール詳細 Twitterでフォロー

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