「コシヒカリ」 の由来
漢字があるなんて、今の今まで知りませんでした。
越光
読めますか?これは皆さんご存知、お米のコシヒカリの漢字。
■「コシヒカリ」の由来
コシヒカリが誕生したのは1956年のこと。
場所は説明の必要もないコメどころ新潟県魚沼地区。
米の品種に適した名前はないかという話になったとき品種改良を担当した人の中に短歌が得意な方がいたといいます。
その人が詠んだのが「木枯らしが吹けば色なき 越の国せめて光れや稲コシヒカリ」
越の国というのは、今でいう北陸地方のこと。
(福井県、石川県、富山県、新潟県、山形県がはいる)
なんとも北陸の人々の気持ちを代弁しているようなその名前に驚きです。
これらの地域は雪深く、一年の半分ほどは交通も人の流れも活動も遮断されます。
そのため継時的にも他の地域より見劣りし、出稼ぎや内職などで生計を立てている人も多いと聞きます。
そんな中で、米一粒一粒に願いが込められていたのです。
何も知りませんでしたし、そんなこと考えたこともありませんでした。
しかし、その願い通り、米と言えば、コシヒカリと言えば南魚沼。
これはもはや揺るぎようのない事実です。
確かに冬を思えば、その雪解け水から得られる大地の恵み「米」は神様からの贈り物なのかもしれませんね。
もっともっと越が輝くことを応援しております。
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