「スズメバチ」 の由来
その種類を確認するような余裕などどこにもない。
勝負は一瞬、逃げ切れるかやられるかだ。
百戦錬磨だった私も老いた。30過ぎてから数回刺された。
蜂の話だ。
もう後がないかもしれないので(アナフィラキシーショックってやつ?)最近は気を付けている。
捕獲のペットボトルを家の近くに置いたり、がさ薮に入るときには必ず頭に白いタオルを巻く。
蜂はクマを一番恐れるという都市伝説のような迷信のような話は本当のよう。
自分たちの縄張りの下をうろつく黒い塊を追う習性がある。
狙われた時の防御方法はただ一つ。動かないことだ。
白で動かなければ追ってはこない。
じりじりと下がり、ある程度の距離まで来たらダッ~シュ。
それでも刺されたら運が悪かったと諦めよう。
■「スズメバチ」の由来
今日見かけた蜂は大きかった。7センチはあった。
そのくらいになると、近くで見るともはや作り物。
色彩が鮮やかでパーツの作りも大きく、作り物にしかみえないし、刺されたことを想像すると機関銃の流れ弾に当たったくらいの破壊力を感じる。
近くに来ると不気味な羽音が。たぶんスズメバチだろう。
というか恐怖を与える大きさの蜂を私はすべてスズメと呼んでいるが考えてみればその名前がどこから来ているか知らなかった。
スズメのように身近にいるから?
答えはNO。
スズメバチとはその大きさから。
スズメくらいの大きさのハチという意味。
そこには他より大きなハチという意味も含まれているらしい。
今朝見かけたのは間違いなくスズメバチだ。
言われてみればなるほど、全長で言えばスズメより大きかったかもしれない。
付け加えると「巣の模様が雀の模様に似ている」ことも関係しているらしい。
ショッキングなオレンジのドギツサは雀にはないが、確かに柄も似ているのかも。
地方によっては「くまんばち」(熊蜂。クマバチは別種)とか巣の形から「かめばち」とも呼ばれるとか。
まだ群れに囲まれたことがないだけ私はラッキーかもしれない。
生き物が得意の私でも、そのような状況は後々にも精神的ショックを与えることだろう。
そんな日が来ないことを心から願う。
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