「ブラジル連邦共和国」 の由来

ブラジルW杯が開幕した。
待ちに待った四年に一度の大会だが、準備は難航しているらしい。

デモ、スト、つまり遅延。
いやいや遅れるとかあり得ない。この場合、間に合わないが正しい。
競技場も交通機関も中途半端なまま開幕。

開幕戦である自国の試合も辛くも勝利。これを書いている明朝には二戦目。
こちらも無難に勝ち、是が非でも決勝にコマを進めたいところだろう。
政府の対応策で一応の解決はみたようだが、ブラジルの格差問題は深刻なのが世界中に伝わった。
サッカーにカーニバルにアマゾン川に・・・そのくらいしか知らないブラジルの由来とそれにまつわる歴史を探ってみた。

■「ブラジル」の由来

ブラジルという国名は、樹木のパウ・ブラジルに由来するという。樹木とはすごく意外だ。
パウ・ブラジルpau‐brasil(別名ブラジルボク)とは赤色染料の原料。
産地であったことからこの名前が付いたのだという。
この土地に最初に来航したのはポルトガル人のペードロ・アルヴァレス・カブラルという人。
なんといまから1500年も前のこと。
当初は、南米大陸の一部ではなく島だと思われたために「ヴェラ・クルス(真の十字架)島」と名づけられたが、その後「サンタ・クルス(聖十字架)の地」と改名される。
だがその名前がいけなかった。私が見てもわかる。キリスト教色が濃すぎるのだ。
そこで白羽の矢がたぅたのは、この土地で収穫しヨーロッパで染料に用いられていたブラジルの木(ブラジルはポルトガル語で燃えるように赤いの意)。
そうして16世紀頃には、この土地はブラジルと呼ばれるようになった。

さて話をサッカーブラジル代表に戻してみる。
彼らの愛称はセレソン。でもなぜセレソンと呼ばれるのか?
これもやはり元々ポルトガル語で、意味は代表とのこと。
英語のselecionと同じ、つまり元の意味は「選ばれし者」となる。
そのポルトガル語がselecao。
つまり日本代表→日本セレソンとなる。 どう?なんとなく日本もあやかって強くなったんじゃない?
さてここで、ここだけの予想。 ベスト4は オランダ ブラジル ドイツ メッシじゃなかったアルゼンチン。
決勝は○○対ブラジルで○○が勝つ悲劇。




著者: tossie
居住地域:北関東 年齢:70年代生まれ 趣味:釣り、散策 言葉の由来を調べています。言語学者とか研究家ではありません。 ただの一般人です。記事は仕事の合間に書いてます。 プロフィール詳細 Twitterでフォロー

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